桜が見頃を迎えましたね。みなさんは花見の準備、できていますか? 実は、花見を成功に導く秘訣は持ち物の準備にあります。「道具を制する者は花見をも制す」といっても過言ではありません。
そこで本稿では、春の宴をより快適に楽しめる、必携アイテムをピックアップ。それぞれ、花見マスターの宮村ヤスヲさんに使い勝手をレビューしてもらいました!
【その1】コールマン「コンパクト グランドチェア」実売価格3758円
地べた座りでも快適に過ごせるクッション入り座椅子。背中をしっかり支えるアルミフレームを採用し、座ったときの安定感は抜群です。折りたたんで収納できるので、持ち運びにも便利。
快適な花見には登山グッズが役立つ!
宮村さんは「コンパクト グランドチェア」を、「登山グッズは、お花見にも非常に効果的で重宝します。景観を損なわない色合いもグッド!」と評価しています。
【その2】イワタニ・プリムス「153ウルトラバーナー」9720円
高い安定性で小型の鍋や缶詰を置いて加熱できる、五徳付きバーナー。本体は質量116gと軽量かつコンパクトで、持ち運びも楽です。別売の専用ガス(453円~)を装着して使用します。
缶詰を温められて非常時にも便利!
宮村さんは「153ウルトラバーナー」を、「非常時などにも役立つので、ひとつあると便利。木や草の多い場所では、取り扱い要注意です!」と評価しています。
【その3】CHUMS「サムズアップ プレート」3024円
親指を通して片手持ちできるワンプレート。親指用の穴でパスタの分量を量れるほか、ドリンクホルダーで紙コップも持ち運び可能。裏面には日時計を装備し、屋外でも時間を把握できます。
コップの中身がこぼれないように注意!
宮村さんは「サムズアップ プレート」を、「花見には、やや大きめの印象。酔いがまわって、コップの中身がこぼれないよう気を付けましょう」とアドバイスしています。
【その4】ビクトリノックス「トラベラー PD レッド」5400円
130年の歴史を持つスイス製アーミーナイフの元祖、ビクトリノックス社のマルチツールナイフ。缶切り、せん抜き、コルク抜きのほか、なにかと役立つはさみ機能など、14の用途に使えます。
マルチ機能で準備も片づけもはかどる!
宮村さんは「トラベラー PD レッド」を、「サバイバル能力を高めてくれそう。誰かに貸して、行方が判らなくなることもあるので注意!」とコメントしています。
【その5】グリーンハウス「GH-BEERF シリーズ」9850円(ブラック)、 1万1664円(ゴールド)
缶ビールや小型の瓶ビールをセットするだけで、超音波によりきめ細かい泡を作れるビアサーバー。単3形乾電池2本で駆動するので、アウトドアでも利用可能です。本体は丸洗いできて衛生的。
エンタメ性が高く盛り上がること必至!
宮村さんは「GH-BEERF シリーズ」を、「見た目のおいしさは、盛り上がりの大切な要素。おいしいビールは、気分もアガります」と評価しています。
【その6】どこでもイ~ス「お花見4人席」2894円
花見の悩みといえば、レジャーシートに長時間座ったときのおしりの痛み。段ボール製の本商品なら工具不要で簡単に組み立てられ、ゴツゴツして冷たい地面の痛みを感じさせません。
地面の冷たさを シャットアウト!
宮村さんは「お花見4人席」を、「椅子があると底冷えせず、快適です。持ち運びも楽そうなこのセットは素晴らしいですね!」と絶賛しています。
【その7】バランスボディ研究所「タフケット 4人用」4000円
4人がけ用のレジャーシート。撥水加工を施した高耐久性素材を採用し、水濡れに強いうえに、ゴツゴツした地面の上で使っても表面が破れにくいです。約37gと軽量な2人がけタイプも用意しています。
とにかく軽くて持ち運びやすい!
宮村さんは「タフケット 4人用」を、「ポケットに収まるサイズ感が魅力。薄さゆえの底冷えが気になりますが、ぜひ試してみたいです」と評価しています。
やはり地面の上に長時間座っていると、疲れやすくなります。レジャーシートは荷物置きにも使えるので必携ですが、さらに「コンパクト グランドチェア」か「お花見4人席」も事前に揃えておきたいところ。こういったアイテムで、春の宴をより快適に楽しんでみてくださいね!
【解説してくれた人】
お花見マスター 宮村ヤスヲさん
本業はグラフィックデザイナー。100人以上が集まる花見を10年以上仕切る、花見の達人だ。