スマホを楽しんでいるとき、いちいち置いてからコップに手を伸ばしたり、片手で傘を持たないといけなかったりするのは、めんどくさいですよね。スマホを操作したまま何でもできたら、最高だと思いませんか?
「とにかく楽したい」という思いは世界共通。海外のクラウドファンディングでは、そんな理想的なアイテムが登場して、注目を集めています。
本稿では、そのなかでもとくに便利な手で持たなくても水筒を持ち運べたり、雨から身を守れたり、頭のコリをほぐしたりできる便利グッズをご紹介します。どれも、めんどくさがり屋さんにとっては最高の手ぶらプロダクトですよ!
【その1】手ぶら水筒「Arctic Tube」
最初に紹介する「Arctic Tube」は、好きなドリンクを入れて、首につけることができる水筒。これからの時期に大活躍する水筒。おでかけの際に持っていくことも多いでしょう。しかし手に持って移動すると、片手がずっとふさがってしまうし、落としてしまうこともありますよね。
両手が塞がる草刈り作業や自転車の運転中、ランニング、ゴルフ、犬の散歩、野外フェス……。いろんなシチュエーションで重宝しそうです。水分補給だけでなく、首を冷やしてくれる作用もあるので、熱中症対策としてもバッチリ。
ただし、飲むときには一度首から外さなければなりません。とはいえ首のストラップ部分は調整可能なので、自分にフィットしやすい場所に変えることができます。もちろん一般的な水筒のように、繰り返し使えます。
また、凍らせることも可能。そのため、怪我や頭痛の時のアイスパックとしても、飲み物や食べ物のボックスに保冷剤代わりに使用することもできます。そんなカナダ製の「Arctic Tube」は、食洗機に対応。容量は828mlです。
カバーのバリエーションは約30種類。現在クラウドファンディングサイト・Indiegogoにて、12ドル(約1300円)から出資を受け付けており、日本への発送にはプラス12ドル(約1300円)で対応しています。
【その2】手ぶら傘「Nubrella」
続いては、世界初の手ぶらでさせる傘「Nubrella」。これはバックパックスタイルで背負って使うので、雨の日も両手がフリーになる、という傘です。傘は手に持ってさすもの、という常識を変えるアイテムではないでしょうか。
使用時は、両側の青いボタンを押し、フードのようにかぶるだけ。一般的な傘は片方の手でずっと持っていなければならないので、もう片方の手でバッグを持っている時に電話がかかってくると、取り出すのが面倒だったりします。また強風の日には、傘が壊れないように、両手を使ってしっかり持つ人が多いでしょう。
「Nubrella」は反り返らないように工夫がされているので、強風の日にも安心。両手が自由に使えるので、外での作業や自転車運転、犬の散歩時にも役立ちます。
利用者からは「車いす生活だけど、雨の日の移動も憂鬱じゃなくなった」「雨の日のイベントでも写真撮影ができる」などの声があがっています。
重さは、約1.3kg。現在は公式通販サイトにて、79.99ドル(約8800円)で販売中。日本へはプラス49.99ドル(約5500円)で発送してくれます。
以前は楽天市場で販売していたショップもありましたが、現在の取り扱いはなし。また日本の通販サイトでも販売されることを期待したいところです。なお、両手は空きますが、歩きスマホは厳禁。ほかの人の邪魔にならない、安全な場所で使いましょう。
【その3】手ぶらヘッドマッサージャー「Vi-Band」
最後は、ヘアバンド型マッサージ機「Vi-Band」です。ヘッドマーサージを自分でするのはコツがいるし、プロに頼むのもお金がかかりますよね。
この「Vi-Band」はヘアバンドのように頭につけるだけで、ヘッドマッサージができるアイテム。マッサージ中は手が自由になるので、雑誌を読みながら、パソコンやスマホを作業しながら、食事をしながらの利用も可能です。
スタイリッシュなデザインで、見た目の違和感もなし。家族で共有しても良さそうですね。USB充電式なので、何回でも使えます。購入者からは、「複数の振動パターンから選べて、リラックスできる。値段もお手頃でうれしい」「頭だけでなく、アイマッサージにも使っているわ」との声も。
サイズは、長さ約62cm、幅約7cm、厚み約0.5cm。持ち運びできるサイズ感なので、旅行や出張時にも疲れを癒してくれるでしょう。
現在は、公式通販サイトや米Amazonで販売中。価格は、29.99ドル(約3300円)とかなりお手ごろです。ただ、残念ながら、日本への発送には対応していません。今後に期待したいですね。
今回のすべてのアイテムを一緒に使っても、両手は自由に使える状態のまま。スマホしながら他の作業ができるのはうれしいですね!