空前のアウトドアブームが到来中。しかし、初心者はまず何を揃えれば良いのかわからず、いきなり途方に暮れてしまうことも……。ここでは、家族との外遊びを楽しく快適にするアイテムを一挙紹介します!
Q.初めてのキャンプは何を揃えれば良いかわからない
A.座って良し、寝て良しの快適な居住空間を最優先で作るべし
【並木さんの答え】 チェア、テント、コットはマストアイテム!
「アウトドアは不自由を楽しむ」とは昔の話。モノで快適に過ごすのがイマドキのスタイルです。特に「座る」と「寝る」が不快だと身体も心も休まらないので、これらを優先しましょう。
2段階の高さ調節ができて子ども連れにピッタリ
コールマン
テーブル イージーロール 2ステージ
実売価格1万1880円
高い安定性と耐久性を備えたキャンプ用テーブル。アルミ製の脚は、約30cmと約70cmの2段階で高さを調整できるため、子ども連れのキャンプなどでも快適に使えます。展開時に天板がロックできるのも安心です。天板のサイズは約112×70cm。
シンプルな構造だが座り心地の良さは抜群!
ヘリノックス
コンフォートチェア
実売価格1万3800円
世界的テントポールメーカーのDAC社が手がけるブランドの折りたたみチェア。軽量で頑丈なポリエステル生地とアルミフレームを組み合わせたシンプルな構造ですが、座り心地は快適です。使用時のサイズは幅52cm×高さ67cm×奥行き53cm。
夏は通気性を確保し冬は地面冷えを防ぐ!
サーマレスト
ラグジュアリーライト メッシュコット
3万2400円(レギュラー)
地面から少し浮いたところに寝床を設置でき、整地をすることなくベッドのような快適な寝心地を味わえます。夏は通気性を確保することで快適になり、冬は地面からの冷えを防いでくれるため、一年を通して活用できます。幅61cm×長さ183cm。
たった2秒で設営できるキャンプ初心者の救世主
ケシュア
ポップアップテント2 SECONDS FRESH& BLACK – 2人用
実売価格1万1900円
自立設置型構造を採用し、たった2秒で設営が完了する2人用テント。快眠に欠かせない2つの要素である「涼しさ」と「暗さ」を追求して遮熱・遮光性を高めたほか、防水性や耐久性も高いレベルで備えます。独自のEASYシステムで撤収も簡単です。
圧倒的な沸騰力は他の追随を許さない
ジェットボイル
ジップ
実売価格9900円
500mℓの水を約2分30秒で沸騰させられる、高効率のシンプルなガス式シングルコンロ。自然のなかでコーヒーや紅茶を楽しんだり、レトルト食品の温めなどに活用したりできます。自動点火装置は付いていないため、マッチやライターが必要。
Q.思うほどクルマに荷物が載らない
A.クルマ上方の空間を有効活用して積載量アップ
【並木さんの答え】 万が一落下しても安全なモノを収納しよう
意外とブランクになりがちな頭上のスペースを、サイドバーやネットなどを使ってムダなく活用しましょう。万が一落下するリスクに備えて、衣類など柔らかくて軽量なモノを収納するのがベターです。
天井の両脇に取り付けて荷物を吊るして収納できる
カーメイト
サイドバーL2200
実売価格1万590円
クルマの天井両脇に取り付けることで、軽量な荷物をかけて収納できるバー。ハイエースやキャラバンに最適な220cmの長尺仕様です。濡れたウェットスーツやスキーウエアをハンガーでかけられるのも便利。
天井も活用するならコレ!
クレトム
マルチネット
実売価格2430円
ヘッドレストやアシストグリップに取り付けて荷物を収納できる、ファスナー付きネット。衣類や遊具などの小物を入れるのにピッタリです。視認性が高く、荷物を探す手間も省けます。
Q.アウトドアに犬も連れて行きたい
A.車内用ケージとしても使えるドッグテントがあればいい
【並木さんの答え】 クルマ移動中にストレスを感じさせない工夫を
人間も同じですが、犬が特にストレスを感じるのがクルマでの長い移動時間なので、この環境をできる限り快適に整えましょう。外では思いっきり走り回れるよう、長いリードもあると◎。
メッシュ素材の採用で“ワン”ダフルな快適さを実現
モンベル
ドギードーム
実売価格9334円
アウトドア用のドッグテント。コンパクトな車内用ケージとしても使えるため、これひとつあれば移動中から現地まで、一連のアクティビティを愛犬とともに過ごせます。本体上部はメッシュ地を採用することで通気性を高め、害虫などの侵入も防止できます。
飲み水タンクならコレ!
オーエフティ
ブリングウォーター 2
実売価格3340円
タンクと皿が一体となった、容量2ℓのポータブル給水器。大気圧を利用した構造により、ひっくり返っても水がこぼれにくい。活性炭フィルター付きで、いつでもおいしい水を提供。
Q.デジカメのバッテリー切れが心配
A.乾電池で駆動する防水カメラなら旅先でも安心して撮りまくれる
【並木さんの答え】 ランタンや懐中電灯とも乾電池を共有できます
いつシャッターチャンスが訪れるかわからないアウトドアでは、カメラのバッテリー切れが気になるところ。乾電池駆動のデジカメなら、ランタンや懐中電灯とも共有できるので安心です。
過酷な環境でもタフに使える約1600万画素のスポーツカメラ
マスプロ電工
Kodak PIXPRO WP1
実売価格1万4790円
高さ約1.2mの落下に対応する耐衝撃性と、水深約5mの水圧に耐える防水性を備えたデジカメ。単3形アルカリ乾電池2本で撮れるため(約190枚)、充電や予備バッテリーが不要です。約1615万画素センサー搭載で、画質も上々。手に入りやすい乾電池で駆動するため、長期間のキャンプでも安心。IP6X相当の防塵仕様です。
もっとタフ性能を求めるならコレ!
ケンコー・トキナー
DSC PRO14
実売価格1万2800円
工事や建設の現場で活躍する記録用デジカメ。IPX8防水性能、IP5X防塵性能、高さ1.5mからの落下に耐える耐衝撃性能を備えます。レンズのある本体前面にも液晶モニターを搭載。
文/並木政孝