アウトドア
2019/7/17 18:30

「ソト遊び強化アイテム」で、アウトドアでも頼れるパパになりたい!

空前のアウトドアブームが到来中。しかし、初心者はまず何を揃えれば良いのかわからず、いきなり途方に暮れてしまうことも……。ここでは、家族との外遊びを楽しく快適にするアイテムを一挙紹介します!

【私がお答えします】アウトドアライター

並木政孝さん

キャンプを愛する外遊びの達人

 

Q.初めてのキャンプは何を揃えれば良いかわからない

A.座って良し、寝て良しの快適な居住空間を最優先で作るべし

 

【並木さんの答え】 チェア、テント、コットはマストアイテム!

「アウトドアは不自由を楽しむ」とは昔の話。モノで快適に過ごすのがイマドキのスタイルです。特に「座る」と「寝る」が不快だと身体も心も休まらないので、これらを優先しましょう。

 

2段階の高さ調節ができて子ども連れにピッタリ

コールマン

テーブル イージーロール 2ステージ

実売価格1万1880円

 

高い安定性と耐久性を備えたキャンプ用テーブル。アルミ製の脚は、約30cmと約70cmの2段階で高さを調整できるため、子ども連れのキャンプなどでも快適に使えます。展開時に天板がロックできるのも安心です。天板のサイズは約112×70cm。

 

↑アルミのロールアップ式天板(右)と脚(左)の組み合わせ。折りたたむとスリムで持ち運びが楽チンです

 

シンプルな構造だが座り心地の良さは抜群!

ヘリノックス

コンフォートチェア

実売価格1万3800円

 

世界的テントポールメーカーのDAC社が手がけるブランドの折りたたみチェア。軽量で頑丈なポリエステル生地とアルミフレームを組み合わせたシンプルな構造ですが、座り心地は快適です。使用時のサイズは幅52cm×高さ67cm×奥行き53cm。

 

↑φ14×35cmのコンパクトなケースに収納できます。質量も980gと軽量のため、手軽に持ち運びが可能です

 

↑アルミフレームから座面を吊り下げる設計により、快適な座り心地を実現。多彩なカラバリを揃えるのも大きな魅力です

 

夏は通気性を確保し冬は地面冷えを防ぐ!

サーマレスト

ラグジュアリーライト メッシュコット

3万2400円(レギュラー)

 

地面から少し浮いたところに寝床を設置でき、整地をすることなくベッドのような快適な寝心地を味わえます。夏は通気性を確保することで快適になり、冬は地面からの冷えを防いでくれるため、一年を通して活用できます。幅61cm×長さ183cm。

 

↑座面が適度に反発してベッドのような寝心地を実現。天気の良い日はテントの外でシエスタを満喫するのもオススメです

 

たった2秒で設営できるキャンプ初心者の救世主

ケシュア

ポップアップテント2 SECONDS FRESH& BLACK – 2人用

実売価格1万1900円

 

自立設置型構造を採用し、たった2秒で設営が完了する2人用テント。快眠に欠かせない2つの要素である「涼しさ」と「暗さ」を追求して遮熱・遮光性を高めたほか、防水性や耐久性も高いレベルで備えます。独自のEASYシステムで撤収も簡単です。

 

↑2か所を留めるだけで手軽に撤収できるEASYシステムを搭載。収納時はφ65cmのケースへ入るサイズに

 

圧倒的な沸騰力は他の追随を許さない

ジェットボイル

ジップ

実売価格9900円

 

500mℓの水を約2分30秒で沸騰させられる、高効率のシンプルなガス式シングルコンロ。自然のなかでコーヒーや紅茶を楽しんだり、レトルト食品の温めなどに活用したりできます。自動点火装置は付いていないため、マッチやライターが必要。

 

↑扱いやすいガスカートリッジ式を採用。φ10.4cm×高さ16.5cmのクッカー内にすべてのパーツを収納でき、携帯に便利です

 

Q.思うほどクルマに荷物が載らない

A.クルマ上方の空間を有効活用して積載量アップ

 

【並木さんの答え】 万が一落下しても安全なモノを収納しよう

意外とブランクになりがちな頭上のスペースを、サイドバーやネットなどを使ってムダなく活用しましょう。万が一落下するリスクに備えて、衣類など柔らかくて軽量なモノを収納するのがベターです。

 

天井の両脇に取り付けて荷物を吊るして収納できる

カーメイト

サイドバーL2200

実売価格1万590円

 

クルマの天井両脇に取り付けることで、軽量な荷物をかけて収納できるバー。ハイエースやキャラバンに最適な220cmの長尺仕様です。濡れたウェットスーツやスキーウエアをハンガーでかけられるのも便利。

 

天井も活用するならコレ!

クレトム

マルチネット

実売価格2430円

 

ヘッドレストやアシストグリップに取り付けて荷物を収納できる、ファスナー付きネット。衣類や遊具などの小物を入れるのにピッタリです。視認性が高く、荷物を探す手間も省けます。

 

Q.アウトドアに犬も連れて行きたい

A.車内用ケージとしても使えるドッグテントがあればいい

 

【並木さんの答え】 クルマ移動中にストレスを感じさせない工夫を

人間も同じですが、犬が特にストレスを感じるのがクルマでの長い移動時間なので、この環境をできる限り快適に整えましょう。外では思いっきり走り回れるよう、長いリードもあると◎。

 

メッシュ素材の採用で“ワン”ダフルな快適さを実現

モンベル

ドギードーム

実売価格9334円

 

アウトドア用のドッグテント。コンパクトな車内用ケージとしても使えるため、これひとつあれば移動中から現地まで、一連のアクティビティを愛犬とともに過ごせます。本体上部はメッシュ地を採用することで通気性を高め、害虫などの侵入も防止できます。

 

↑幅65cm×高さ67cm×長さ90cmの広さで大型犬にも対応。細かいメッシュ地で爪が引っかかりにくいです

 

飲み水タンクならコレ!

オーエフティ

ブリングウォーター 2

実売価格3340円

 

タンクと皿が一体となった、容量2ℓのポータブル給水器。大気圧を利用した構造により、ひっくり返っても水がこぼれにくい。活性炭フィルター付きで、いつでもおいしい水を提供。

 

Q.デジカメのバッテリー切れが心配

A.乾電池で駆動する防水カメラなら旅先でも安心して撮りまくれる

 

【並木さんの答え】 ランタンや懐中電灯とも乾電池を共有できます

いつシャッターチャンスが訪れるかわからないアウトドアでは、カメラのバッテリー切れが気になるところ。乾電池駆動のデジカメなら、ランタンや懐中電灯とも共有できるので安心です。

 

過酷な環境でもタフに使える約1600万画素のスポーツカメラ

マスプロ電工

Kodak PIXPRO WP1

実売価格1万4790円

 

高さ約1.2mの落下に対応する耐衝撃性と、水深約5mの水圧に耐える防水性を備えたデジカメ。単3形アルカリ乾電池2本で撮れるため(約190枚)、充電や予備バッテリーが不要です。約1615万画素センサー搭載で、画質も上々。手に入りやすい乾電池で駆動するため、長期間のキャンプでも安心。IP6X相当の防塵仕様です。

 

 

もっとタフ性能を求めるならコレ!

ケンコー・トキナー

DSC PRO14

実売価格1万2800円

 

工事や建設の現場で活躍する記録用デジカメ。IPX8防水性能、IP5X防塵性能、高さ1.5mからの落下に耐える耐衝撃性能を備えます。レンズのある本体前面にも液晶モニターを搭載。

 

↑粉塵が舞う現場でも使用でき、汚れたら水洗いも可能。単4形アルカリ乾電池2本で駆動します

 

文/並木政孝