6500万人以上の会員数を誇る「Netflix」が日本上陸!
見たいときに、見たいコンテンツを――米国で早くから広まっていたビデオ・オン・デマンド(VOD)は、日本でもここ数年で一般的なものになりました。昨年ブレイクした米国発のHuluはいまも人気を継続していますし、NTTドコモとエイベックスによる国内最大級のVODサービスdTVは会員数が500万人近くに到達。日本では「テレビ番組は無料で見られるもの」という認識がいまだに根強くあるものの、「料金を支払って好きなときに好きなコンテンツを楽しむ」というVOD文化も、最近になってようやく受け入れられ始めたようです。
そんな折、世界の50以上の国で6500万人以上の会員数を誇るVOD界の巨人、Netflixがついに日本上陸。9月2日からサービスを開始します。今年2月に「今秋に日本上陸」と発表されて以来、「日本の映像配信サービスを席巻する」との呼び声が高い「Netflix」は、一体何がそんなにスゴいのか?
ここでは、「Netflix」が日本を席巻する3つの理由について解説しましょう。
理由その1
4Kコンテンツや多くのオリジナル作品を楽しめる
Netflix最大の魅力は、やはりオリジナルコンテンツ。日本のオリジナル作品は、大ヒットドラマ「テラスハウス」の新シリーズと、桐谷美玲主演の「アンダーウェア」の2本となります。今後も続々と大作が配信されるほか、4Kコンテンツのラインナップも充実する見込みです。
Netflixの主要オリジナル作品
「デアデビル」
事故で視覚を失った代わりに、超人的感覚を手に入れた“デアデビル”が主人公のマーベルヒーロー作品。
「センス8」
8人の男女が、突然互いの感覚を共有するように……。「マトリックス」のウォシャウスキー姉弟によるSF。
理由その2
レコメンド機能が秀逸でコンテンツがすぐに見つかる
世界50か国で6500万人以上の会員を抱えることも、Netflixの大きな強みといえます。膨大な視聴データを独自のアルゴリズムで解析し、ユーザーの個人視聴履歴も合わせたうえで、最適なコンテンツをレコメンド。ユーザーの75%がレコメンドされた作品を視聴しているほどの高い精度を誇ります。Netflixのコンテンツ数は非公開ですが、膨大な番組を検索する手間が省けるのはうれしいですね。
Netflixのインターフェイス。履歴などからユーザー好みのコンテンツを割り出し、画面に表示してくれます。
理由その3
テレビリモコンの「NETFLIX」ボタンを押すだけで即視聴!
国内主要メーカー(東芝、パナソニック、ソニー、シャープ)が発売している最新のテレビは、リモコンに「NETFLIX」ボタンが搭載。テレビにネットを接続すれば、これを押すだけでNetflixのトップページに即アクセス。すぐに会員登録して視聴できるようになります。
今後のNetflix配信予定作品
「キース・リチャーズ:アンダー・ザ・インフルエンス(原題)」(2015年配信)
「ウォー・マシーン(原題)」(2016年配信)
ブラット・ピット主演作
「ファースト・ゼイ・キルド・マイ・ファーザー:ドーター・オブ・カンボジア・リメンバーズ(原題)」(2016年配信)
アンジェリーナ・ジョリー製作/監督作品
「グリーン・デスティニー」(2016年配信)
ユエン・ウーピン監督作品
【関連リンク】
Netflix オフィシャルwebサイト