「モノ・コト・暮らし」をテーマに、2023年もモノの深堀りレビューや暮らしのトレンドニュースなど幅広くご紹介してきたWebメディア「GetNavi web」。今回は年末年始企画として、GetNavi web編集部員12名がそれぞれ2023年に「買ってよかったモノ」をご紹介!
前半ではGetNavi webらしい家電やゲーム、アウトドア品などが登場しました。後半は趣味・娯楽品が多数登場! 新年早々どれもワクワクするモノばかり、早速チェックしてきましょう。
1.200枚のアナログレコードたち
GetNavi web編集部・浦和が選びました!
Q.どんなモノ?
アナログレコード。今年だけで中古新品問わず200枚以上買いました。その大半がLPか12インチシングル。ジャンルはクラブ系ダンスミュージックが多いと思います。あてもなくリアル店舗にふらりと立ち寄ってディグるよりかは、通販サイトで在庫を探してポチったり、レコ屋のサイトの在庫検索で見つけて直接買いに行ったりと、ネットをフル活用しています。特にセール品はものすごい勢いで買い漁ってしまいます(笑)。
今年買ったアナログ盤200枚以上から、あえてベスト3を選ぶとすれば、第3位はSatoshi「Mix Out Session」(Sound Of Speed)、第2位はSoichi Terada「Asakusa Light Remixes」(Rush Hour)、そして1位はOmodaka「Zentsuu: Collected Works 2001-2019」(WRWTFWW Records)。すべて2023年リリースです。
Q.なぜ買ったの?
3年くらい前からたまに、好きなミュージシャンなどのアナログ盤を買うように。その時はまだレコードプレイヤーが家になく、部屋に飾るといった“コレクション”が目的でした。しかし昨年末、編集長・山田からオーディオテクニカの「サウンドバーガー」を貸してもらい、家にあるアナログ盤を再生してみたところ、「アナログ盤を聴く楽しさ」に目覚めてしまい、そこから「アナログ盤を買う楽しさ」も加速していった次第です。ひいては、「この曲をもっといろんな人に聴いてもらいたい!」「素敵な曲なのでみんなにおすそ分けしたい」という気持ちから、“アナログDJ”も始めてしまいました。
Q.ズバリ、何がよかったの?
アナログ盤に囲まれているだけで気持ちが豊かになります。懐事情は全然豊かではないのですが……(苦笑)。アナログDJが楽しくて、バーなどいろいろなお店でイベントに出たり練習したりするのにハマっています。アナログDJは、CDJやPCDJでは味わえないストイックなプレイが求められるので、あれこれ悩みながらも、日々楽しみながら練習に励んでいます!
一方でなけなしの貯金が爆速で溶けました。そのため今年は本当に「アナログ盤しか買っていないのでは」というほど、アナログ盤と、家で練習するためのDJ機材しか買っていないので、紹介するにふさわしい面白ガジェットなどもないのが残念でなりません。また自分の部屋が日に日に狭くなってきつつあるので、現在はオタクグッズの処分(売却)を考えています。オタクグッズを売って部屋を広くして、グッズを売って得たお金と広くなった部屋で、また新しいアナログ盤を迎え入れたいと思っています。※実際に処分するかどうかは不明
2.土屋鞄 ブライドル 二折財布
GetNavi web編集部・小林が選びました!
Q.どんなモノ?
牛革ブライドルレザーを使った二つ折り財布。英国の名門・J&E セジュウィック社が馬具用に仕立てている伝統的な高級皮革を使用。植物の渋で2度鞣(なめ)した成牛の肩部分の革にロウを手作業で何度も擦り込んで耐久性を高めています。使い込んでいくことで表面に噴き出している白いロウの粉が磨かれ、琥珀のように透明感のある光沢になるとのこと。
Q.なぜ買ったの?
今使っているのが長財布で、デカすぎるのが気になっていました。財布を入れるためにバッグを持つ、なんてこともあって面倒だな……と。ファスナーが閉まりづらくなってきたこともあって、こちらを購入しました。
Q.ズバリ、何がよかったの?
やっぱり見た目がいい。よく見ると、表面にヘアラインのような筋が入っていて、これがシャープさとオトナのイメージを演出しています。「革の宝石」と呼ばれるコードバンの財布も検討したのですが、こちらのほうが分厚くて漢っぽいのと、光沢が鈍いのが好みでした。すり込まれたロウの表出の仕方も1個ずつ個性があるらしく、「オレだけのもの」という特別感を感じますね。これから使い込むほどに柔らかくなってツヤが出てくるんだろうな~と思うと、将来が楽しみです。
(実は占いで財布を使い始めるベストタイミングは2024年の元日だそうなので、まだ使っていませんが)財布を手にする度に気分が上がるでしょう。高級感があるので、高い飲食店のテーブルの上に置いても気後れしないかも。あとはお金にとって居心地のいい環境になって、“おともだち”をいっぱい連れてきてくれたいいな、と思います。
3.タングルティーザー コンパクトスタイラー
GetNavi web編集部・加藤が選びました!
Q.どんなモノ?
「髪に無理な負担をかけることなく、まるで魔法のようにスッと髪を解きほぐす」とされているヘアブラシ。日本・UK・EUで特許を取得した長短二段構造と、米国社が開発した特殊素材のブラシで作られています。ブラシがしなやかに髪の間を通り、力を入れたり指を使ったりすることなく、髪の絡まりを解消してくれるのです。
Q.なぜ買ったの?
クセ毛で太い髪質なので、ブラシが髪をスッと通らないことがこれまで当たり前でした。そのため「どれを使っても同じだ」とブラシにこだわることもありませんでした。しかし2023年のある日、店頭で「試しにブラッシングしてみませんか?」と声をかけられ、軽い気持ちでタングルティーザーを髪に通してみると……なんと、生まれて初めて1発でブラシが髪の間を通ったのです。衝撃を受けました。そのままお買い上げ、です。
Q.ズバリ、何がよかったの?
髪の根元から先まで、太いクセ毛でも、寝起きで絡まっていても、パーマやカラーで傷んでいても、濡れていても……どんな状態でも突っかかることなくスッと解いてくれます。そして丸く加工されたブラシの先端が頭皮にあたる感触もとても心地よい! 私が購入したコンパクトスタイラーは、ブラシ部分を保護するカバー付でコンパクトサイズなので、バッグに入れて持ち歩きやすく、外出先でも一瞬で髪を整えられます。
何より、人生の可処分時間をとても大事にしているので、物理的に諦めていた「髪を整える時間の短縮」が叶えられたことがうれしかったです。ブラシが髪の途中で引っかかってしまうことに対するストレスもなくなりました。正直、タングルティーザーの仕組みは理解しつつも、心のどこかで魔法を疑っています。もう手放せません。
4.バンテリンコーワサポーター 腰椎コルセット
GetNavi web編集部・芦田が選びました!
Q.どんなモノ?
特殊技術に基づいたテーピング構造で、腰椎上部から骨盤にかけて腰全体を幅広くしっかりガードするコルセット。
Q.なぜ買ったの?
10月はじめ、人生初のギックリ腰になりました。まさに“魔女の一撃”。全く動けません、寝返りを打てません、起き上がれません、トイレにも行けないのです。ひたすらベッドで固まった私は、ネットで「ギックリ腰 治療」と検索しました。すると「最初の2、3日は絶対安静、患部を冷やし、痛みがひどければ鎮痛剤を。その後はサポーターなどで腰をガードしながらできるだけ動くように」とありました。そこで妻に「湿布とサポーターを買ってきておくれ」と頼んだのです。
Q.ズバリ、何がよかったの?
妻が買ってきたのは、「ロキソニン配合の湿布」と「バンテリンコーワサポーター 腰椎コルセット」でした。早速湿布を貼り、ベッドで微動だにせずギックリ腰1日目は過ぎ去りました。2日目は痛みにうめきながらも、なんとか立ち上がれるようにはなり、トイレにも行けました。3日目、実はこの日、近所の飲み仲間との飲み会がありました。これは行かねばなりません。そこで登場するのが 腰椎コルセット。腰がしかっり固定され、なんとか1人で動けます。ひねる・曲げるを抑制するので、それほど痛みは出ず、心配する妻をよそに、飲み会を心ゆくまで堪能しました。
起床したらまず、腰椎コルセットを装着する生活を3日ほど送り、その後はだいぶ痛みもひいてきました。ネットには「コルセットに依存すると筋力が落ちるので、コルセットの常備着用は控えること」とありました。“依存”。まさにその言葉どおり、すでに私は腰椎コルセットなしの生活が送れない身体になっていました。素の腰では、いつあの一撃がやってくるか不安で仕方がないのです。このままではいけない。私は意を決して、まずは外出時のみの装着に、そして半月後には「コルセット依存」から脱却できたのです。
追記……あの“魔女の一撃”から3週間。そこにはいつもと変わらない日常がありました。不安がなかったと言えば嘘になります。しかし「喉元過ぎれば熱さを忘れる」のことわざが示すとおり、私はあの一撃のことを、すっかり過去の出来事としていました。しかし、10月末の晴れた朝――魔女はそんな私をあざ笑うかのように再びやってきたのです。
「う゛ぉぉえう゛ぁぁがはっ!」
妻が慌てて飛んでくる絶叫とともに、私はソファに倒れ込みました。……でも、大丈夫です。すでに私には「バンテリンコーワサポーター 腰椎コルセット」があるのですから。
5.N.ハリウッド×New Manual デニムジャケット
GetNavi web編集部・野田が選びました!
Q.どんなモノ?
日本のファッションブランド「N.ハリウッド」と、ヴィンテージデニムアドバイザー・藤原裕がディレクションを務めるブランド「New Manual」がコラボレーションしたデニムジャケット。
Q.なぜ買ったの?
「N.ハリウッド」と「New Manual」の初コラボアイテムだったので。ここ最近ヴィンテージブームが高まっているのもあるけれど、何よりデニムジャケットの雰囲気がカッコよかったから。
Q.ズバリ、何がよかったの?
着古して色落ちした表情やほつれ、リペア跡やステッチの運針。ボタンはN.ハリウッドオリジナルを使用していて、左袖のみNew Manualのボタンを使用しているなど、デザインのこだわり。サイズ感はややルーズなシルエットなので着心地もよかったです。
プライベートはデニムセットアップに白Tコーデで、吉田栄作さんのように過ごしていました。デニムアイテムから少し離れていたけど、これを機にデニム熱がまた復活し、今まで購入していた他ブランドのデニムをクローゼットから出すようになりましたね。実はデニムパンツも欲しかったけど、買えなかった(泣)。
6.TES(THE ENDLESS SUMMER)犬用Tシャツ
GetNavi web編集部・鈴木が選びました!
Q.どんなモノ?
サーフブランドTES(THE ENDLESS SUMMER)のカスタムオーダーの犬用Tシャツ。イラストのフレンチブルドックの身体の部分に名前が入れられるサービスで、キーホルダーやパーカーなどがあります。
Q.なぜ買ったの?
僕もTESのTシャツやスウェットをよく着るほどなじみのあるブランド。カスタムオーダーをしていると知ったので、うちのコとおそろいのように着られるスウェットもいいなと思い購入。
Q.ズバリ、何がよかったの?
周囲の方々に思考が“犬ばか”だと伝わりやすくなりました(笑)。今年の夏にうちのコは椎間板ヘルニアで急に歩けなくなり手術をしましたが、術後の経過もよく、今は周りには分からないぐらい元気な状態に戻りました。ただ傷跡がしっかり残っていたので、Tシャツで隠せるのもよかったです。
とにかく似合うので、散歩中も声をかけられることが多くなりました。お友達みたいな感じで仲良くなれたワンワンもできたみたいで、散歩が今までよりもっと楽しみになったみたいです。
以上、編集部12名がそれぞれ選んだ「2023年に買ってよかったモノ」でした。気になるモノはありましたか? ぜひ皆さんも「買ってよかったモノ」を、2023年の出来事とともに振り返ってみてください。そして2024年、“初買い”を楽しんでくださいね!