白いスニーカーってかわいいですよね。筆者もスタンスミスのスニーカーがお気に入りで、もう数年履き続けています。が、白いスニーカーは、汚れやすいのが困りもの。
まるっと水洗いするのは型崩れが怖いし、洗うとなかなか乾かないのでいや~なニオイが着いたら困るし……などと悩ましく、気軽に洗いづらい。そんな「白いスニーカー気軽に洗えない問題」の救世主に出合いました!
その名も「水のいらない靴用泡クリーナー」
無印良品「水のいらない靴用泡クリーナー」
790円(税込)
それは、無印良品の「水のいらない靴用泡クリーナー」。水を使わずに、手軽に靴の汚れを落とせるという泡状のクリーナーです。「気になる汚れにさっと使えます」という製品に記された言葉にひかれて手に取りました。濡らさずに汚れが落とせるので、靴を干す手間もかからないとのこと。白いスニーカーの汚れってすごく気になるものの、気軽に洗えないから、気になっても見て見ぬふりしがち……。
前面も。
側面も。
後ろ側も全体的に薄汚れていて、丸洗いしたいけど、できない……。特にスタンスミスは、ネットで検索しても「まるっと水洗いはよくない」と出てくるので、「どうにかしたい」と思いつつ、最近は履くのに気がひけて靴箱から出す機会が減っていました。
でも、履きたい! 気に入って買ったものだから、今日の服装には「白いスニーカーだ」という朝には、履けなくてテンションが下がってしまいます。なので、このクリーナーを見た瞬間、これは試すしかない! と即購入。
洗うために、靴紐をとって、まじまじと現状を確認したのですが……。や、やばすぎる! 想像以上に汚れている! あまりの汚れっぷりに声が出ました。ここまで放置していてごめんよと心の中で謝りつつ、「今すぐ洗おう」と取りかかっていきます。
本当に超簡単&気軽に洗える
洗い方は簡単です。まずは、靴表面のホコリや汚れを布やブラシで落としていきます。次に、布やブラシに泡を取り、靴全体に広げながら、布やブラシでこすっていきます。
そして乾いた布でふき取りますが、ポイントは「泡が表面に残っているうちにふき取る」ということ。乾いてしまう前に、早めに泡をふき取りましょう。汚れが落ちにくい場合は、上記の工程を繰り返し、キレイになったら、自然乾燥させます。泡をのせて何度かゴシゴシするだけなので、本当に手軽! 「こんなに汚れが蓄積する前に、このクリーナーを知りたかった」と心から思いました。さて、自然乾燥したあとの様子は……?
あきらかにキレイになった
靴紐はオキシクリーンに漬けて洗いました夕方17時ころに洗って、翌朝履こうと見てみると……。ちゃんと「白スニーカー」に戻ってる、う、うれしすぎる~!
外に出てみてみると、その久しい白さに感激しました。全体はもちろん、ブラシでごしごしと磨いた細部の汚れも落ちています。
これは本当に、ここ数年で出合ってよかったものランキング上位かも……。ありがとう無印良品……。
使用のときはご注意を
注意点としては、靴すべてに使用できるわけではないということ。
使用できないもの:ヌメ革、ヘビ・ワニ革、オイルレザーなど特殊革や特殊加工の革
また、色落ちの心配のある物は、必ず目立たない場所で試してから使用を。起毛革(スエード、ヌバック)素材は、陰干し乾燥後に表面をブラッシングして革を起こすこと、などの注意事項もボトル裏に書かれています。靴の素材と注意事項はしっかり確認のうえ、使用することをおすすめします。
また、これは洗っていて思いましたが、落ちづらい汚れをブラシでゴシゴシと洗うと、革の表面が傷つきそうで心配でした。側面はブラシでしっかりで問題ないですが、生地がやわらかい部分は、やさしくこするか、手について荒れないように注意しながらスポンジなどを使用してもいいかもしれません(個人の感想として)。
サンダルやニットパンプスにも
あまりに簡単にケアできるので、雨の日に履いてから全体がひどく汚れてしまい「捨てるしかないか?」と迷っていたニットパンプスも、全体をささっと洗いました。取れない汚れはのぞいて、ほぼ元通り。
また、そろそろ今年も履き始めたいサンダルも洗ってみましたが、フェスでかぶった砂埃が簡単にとれて◎。汚れたら捨てるのは簡単ですが、簡単にケアできるなら、できるだけ長く履き続けたいシューズたち。「キレイにしたいけど……」と今、見て見ぬふりにストレスを感じている方はぜひ試してみてください。