海外で「コーヒー」の発音が通じない理由

ink_pen 2020/11/12
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海外で「コーヒー」の発音が通じない理由
重森ちぐさ
しげもりちぐさ
重森ちぐさ

株式会社Nextep代表取締役社長。英語レベル0で20歳の時にカナダ留学し、5か月で英会話をマスターする。英語学習法と第二言語習得を研究し、短期間で英会話を習得するメソッドを確立。プラスワン英語法の無料受講者数は9万人を突破、YouTubeチャンネルの登録者数は8.9万人、再生数は710万回を突破している。

旅行などで海外に行き、英語で注文したら頼んだものと違うのが出てきた、なんて経験ありませんか?

 

私の生徒さんで多いのが、「コーヒー」と言ったところ、何度も店員さんに聞き返されたあげく、最後にはCoke(コーラ)が出てきた、というパターン。

 

母音、日本語にない音が英語発音のカギ

何故かって? それは母音の発音が間違っているから。

 

英語のa, i, u, e, oと日本語のアイウエオは同じじゃないんです。coffee のOが思いっきり「オー」の音だと、Coke のO(オゥ)だと思われて、高い確率で通じません。

 

実際このcoffeeのOは、アとオがミックスしたような、どちらかというとアが強い音です。

 

さらに、feeの部分も 「ヒー」ではなく、 Fで下唇の内側を軽く押さえて息を漏らします。英語のFは日本語にない音なので、意識して出さないといけません。

 

アクセントの位置も大事。日本語だと「コー」と「ヒー」を平坦に言うか、ヒーで調子がやや上がりますね。でも、英語のcoffeeは、頭の部分にアクセントが付きます。

 

カタカナだと表しにくいのですが、強いて言うならば、日本語:「コーヒー」⇒英語:「カァフィ」です。

 

なりきってこそのエイゴ!

日本ではまだあまり知られていない、アルファベットの鳴き声「フォニックス」。これを踏まえるだけで、英語の発音はガラッと変わります。

 

bag は、baggu 「バッグ」とカタカナ読みしたりはしませんよ!

 

座るという意味の sit 、shitto 「シット」と言ってしまうと意味が変わって大変なことに!

 

日本で英語を「英語らしく」発音すると、「なりきっちゃって~」なんてからかう人が今でもいるようです。でも、それっておかしい。 カタカナ読みして英語スピーカーに通じない発音じゃ意味ないわけですから。

 

本来の英語の発音を真似て言うのは、カッコつけてるんじゃない。そのほうがカッコいいんです。

 

さて、上で出た単語 bagやsit、英語ではいったいどう発音したらよい?

 

次の動画でトレーニングして、海外でちゃんとcoffeeが頼める発音を目指しましょう。Good luck!

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