2026年、EV市場は第2フェーズへ。クロスオーバー化した新型リーフを筆頭に、BYD初の軽EV「ラッコ」やホンダの「スーパーワン」など、実用性と走りの楽しさを兼ね備えた注目モデルの最新動向を、カーITジャーナリスト・会田肇さんが解説します。
【私が解説します】
カーITジャーナリスト・会田 肇さん
自動車雑誌編集部を経てフリーランスとして、新しい情報を丁寧に解説することを信条とする。日本自動車ジャーナリスト協会会員。
“EVのパイオニア”3代目は大幅に航続距離が伸長

日産
リーフ
518万8700円〜651万3100円 2026年1月発売
これまでのセダンスタイルからクロスオーバーSUVに大変身。新開発「3-in-1電動パワートレイン」により走行性能と静粛性が大幅に高められ、より自然な操舵感を実現するステアリング機構も採用。航続距離の大幅延長も実現している。
SPEC【B7 X】●全長×全幅×全高:4360×1810×1550mm●車両重量:1880kg●パワーユニット:電気モーター×1●最高出力:160kW/4400〜11700rpm●最大トルク:355Nm/0〜4300rpm●一充電走行距離:702km(WLTCモード)

【ヒット予測の根拠】走行性能と静粛性が向上し航続距離の長さも魅力
新開発された「3-in-1電動パワートレイン」により走行性能が大幅に向上。B7グレードでは700kmを超える航続距離も魅力だ。価格も上がるがヒットは確実だろう。
軽でも日本市場に参戦

BYD
RACCO(ラッコ)
価格未定 2026年夏発売予定
売れ筋のスーパーハイトワゴンで日本専用モデルとした軽EV。外観は日本で売れているクルマに似ているが、それだけ日本を意識した結果でもある。スペックは不明だが、バッテリー容量の違いで2グレードが用意される見込みだ。
※スペックは未発表

【ヒット予測の根拠】人気のスーパーハイトワゴン!価格次第で大ヒットか?
デザインに個性が感じられないことが、逆に受け入れやすさにもつながりそう。国産の軽EVを上回るスペックが投入されるのは確実で、価格次第でヒットになる可能性は大。
名車「シティ ターボⅡ」の再来か⁉

ホンダ
Super-ONE Prototype
価格未定 2026年発売予定
Nシリーズとして進化させてきた軽量なプラットフォームを活用。ブーストモードを備え、バーチャルなシフトチェンジの感覚とともに排気音も演出する。走りの良さに期待大だ。
※スペックは未発表

【ヒット予測の根拠】走りへの本気度がわかるホンダらしい1台
「N-ONE e:」のパワーユニットを生かし、軽自動車の枠を飛び越えた別次元の走りを実現。外観もかつての「シティ ターボⅡ」を彷彿させ、ホンダらしさを感じさせる1台だ。
本家が反撃の狼煙を上げ走りを楽しめるEVも登場
世界中に普及したEVのパイオニアといえば日産「リーフ」。2010年、リーフは世界初の量産EVとして誕生し、2026年はその間に蓄積された知見と経験をフルに生かして開発された新世代リーフの納車が始まる。EV本家が反撃の狼煙を上げるのだ。
そして、2026年は必要にして十分なバッテリー容量で、機能面でも魅力的なEVが登場する。BYDは軽EV「ラッコ」を夏までに投入。開発は日産「サクラ」も開発した日本人が担当した。その仕上がりにも注目だ。
ホンダからは注目のEVが登場する。その名も「スーパーワン」。軽EV「N-ONEe:」のパワートレーンを活用し、その能力をフルに引き出すことで軽自動車の枠を超える、驚きのパフォーマンスを発揮。EVながらシフトチェンジの感覚も備え、走る楽しさを満喫できるEVとなるだろう。
※「GetNavi」2026年2-3月合併号に掲載された記事を再編集したものです。
※価格などの表示内容は掲載時点のものです。在庫切れなどによって変更の可能性もありますので、詳細は商品ページを確認してください。