家でも店でも味わえない、野外メシならではのおいしさ
ジャンルは和洋折衷で、すべてスタッフが調理してサーブもしてくれます。コースは3品の料理にデザートとパン3種が付く内容で、ボリューム満点でした。飲み物はビール、日本酒、ウイスキー、ワイン、ソフトドリンクなどが飲み放題で、ホットも充実。
この料理は「スノーピークグローストーブ」(販売価格は5万4780円)と「コンボダッチデュオ」(販売価格は2万6180円)の一部で蒸し焼きにして、皿にのせたら和風だしのあんをかけて完成。フルーティで甘味と酸がほどよくのった、久保田の酒がマッチします。
2品目は、より自然の恵みをダイレクトに味わう料理。「白馬産ニンニクのバーニャカウダ 朴葉の香り」です。採れたての信州野菜を、朴葉の上で焼いたバーニャカウダソースに付けていただきました。
3品目はメインにあたる肉料理「信州牛 頬肉の赤ワイン煮込み」です。ぶどうの名産地でもある信州産の赤ワインで肉をじっくり煮込み、仕上げに地元のじゃがいもを加えたもの。お皿に盛り付けて完成です。
デザートは、「さとうカボチャのプリン リンゴのフランベとチョコソース」。西本シェフが調理シーンから披露してくれました。
大満足の夕食のあとは、場所を移して焚火をしながら食にまつわるトークセッション。先ほど味わった信州サーモンなどの水産業に携わる関 淳さんと、水稲を中心に農業を営む大谷敏也さんが登壇し、スノーピークスタッフとともに地元の食にまつわる話を聞かせてくれました。
そして会場はそのまま焚火ラウンジへ。暖かく照らす炎の明かりと、神々しくそびえる北アルプスの山々。それを見守るハーヴェストムーンと星の数々。かじかむ手を温めてくれるのはホットコーヒーとホットワイン。そして五臓六腑に染み渡る、森が育んだウイスキー。至福のロケーションです。1日目の終了後、ぐっすり眠れたのは言うまでもありません。