世界で初めて刃先を折るタイプのカッターナイフを発明した企業「オルファ」から、アウトドア向けのギアブランド「OLFA WORKS」が誕生。2020年2月には、木材加工に適した「替刃式フィールドノコギリ FS1」が発売されました。コンパクトなデザインで耐久性も高く、キャンパーの間でも「デザインもカッコいいし機能的で頼もしいね」「薄刃なのにしっかり切れる」と話題に。どんな実力を秘めたノコギリなのか、使い勝手をレビューしていきましょう。
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●カッターのようなデザインの「替刃式フィールドノコギリ FS1」(オルファ)
キャンプで使う刃物や工具は、なるべく小さくて携帯しやすいものが理想的。私もミニサイズの工具をいくつか持っているのですが、強度が足りなくて壊れやすいものも多くあります。さらに刃物の場合、切れ味が悪くて木材を素早く切れないことも。今回は携帯性と切れ味の両方を追求したノコギリを探し求め、「替刃式フィールドノコギリ FS1」(2000円/税別)を購入しました。
同商品は、刃渡り106mmほどの替刃式ノコギリ。刃を収納した状態では185(全長)×49.5(全幅)×27mm(全厚)とコンパクトサイズで、手首に通せる太めのストラップも付属しています。
見た目は一般的なカッターとそっくりですが、刃の部分は「本格目立て」と呼ばれるタイプのノコギリ刃。瞬間的に熱を加える「衝撃焼入」という方法で加工した、耐久性と靭性の高い刃先です。
さっそくスライダーを押して刃を出し、木材をカットしてみることに。軽い力でするすると刃が入り、簡単に切れました。スライダーはネジ式なので、持ち手の先端でしっかりネジを締めれば刃が戻る心配がありません。
刃を交換するときは、カッターと同じようにスライダーのネジを緩めて引き抜くだけ。初めてでも簡単に交換できますね。
実際に購入した人からは、「小さいのに頑丈でまさにキャンプにぴったり!」「替え刃式だから刃こぼれを気にせずガンガン使える」「庭木の手入れやDIYで大活躍してます」といった声が。小さいのに本格的な「替刃式フィールドノコギリ FS1」があれば、キャンプ場での作業が快適になるかもしれませんね。