アウトドア
2022/7/25 11:15

キャンプビギナーが知っておきたい3つの心得とは? “ナイスキャンパー”になるための基礎知識&マナー指南

アウトドアのハイシーズンが到来! 暖かい気温につられて始めるキャンプビギナーが、これから増えてくるはず。そこでビギナーも安心してキャンプが楽しめるように、まずは基礎知識やマナーをお届けする!

※こちらは「GetNavi」 2022年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

ナイスキャンパーへのステップアップ

[STEP 1] キャンプの基礎知識やマナーを心得る

[STEP 2] キャンプの“そもそも”なお悩みを解消

[STEP 3] ベランピングで“模擬キャン”やってみよう

[STEP 4] 最低限のギアで楽しめる!やさしいキャンプ場で実践

 

 

キャンプを始める前に知っておきたい基礎知識やマナーを伝授! ナイスキャンパー指南

大人気のキャンプをいまこそ始めたいと思いつつ、キャンプの基礎知識やマナーがわからなくて不安……という人、必見。キャンプ歴16年のベテランが初心者にわかりやすく教えてくれた。これで、あなたもナイスキャンパー!

 

私が教えます!

キャンプ好きライター

澄田直子さん

キャンプ歴16年のライター。3歳の子どもを連れて、ファミリーキャンプをエンジョイ中。

 

張り切り過ぎはNG 手抜き&ゆとりが成功のコツ

「初めてのキャンプを前に、洒落たテントを立て、優雅なディナーをし、夜は焚き火と星空鑑賞などを思い描きますが、夢見すぎは注意してほしい」と、キャンプ歴16年のライター・澄田直子さんは語る。

 

「キャンプ場で、高機能なテントの設営や炭の火起こしに苦戦している初心者キャンパーの姿をよく目にします。こだわりのギアを使うのはもちろん良いですが、“張り切り過ぎない”というのがキャンプを楽しむ最大のコツです」

 

荷物の出し入れから設営、料理、後片付けまでと、キャンプには細々な雑事が多い。やりたいことを詰め込み過ぎると、ただ忙しかったという苦い思い出になりかねない。

 

「最初は設営が簡単なテントを選ぶこと。初心者でも時間を掛けずに立てられます。ほかのギアは、レンタルで使い勝手を試して購入するのもオススメ。料理は、1品だけ本格的に作って残りはレトルト食品など、手が抜けるところは抜きましょう。また、温泉やレストラン併設のキャンプ場なら、アウトドアの自由さと便利さのいいとこ取りで、初心者でもストレスなく楽しめます」(澄田さん)

 

キャンプを始める前の3つの心得

【その1】ゆとりのあるスケジュールで心に余裕を持つ

設営から調理、撤収までとキャンプは予想以上にやることが多くて大変。1泊2日だと、初日は設営してすぐに食事→翌朝は撤収して帰宅と、慌ただしい。やりたいことを1つに絞るなど、余裕をもった詰め込まないスケジュールを心掛けて。

 

【その2】ゴミ処理ルールを必ず守って使う前より美しく

ゴミの処理は各キャンプ場のルールに従おう。指定のゴミ袋を使う場所や、持ち帰りが義務付けられている場合もある。サイトに放置したり、近隣のゴミ箱に捨てたりはご法度だ。使う前よりキレイにし、次の人が気持ち良く利用できるように。

 

【その3】消灯時間後の騒音には要注意! 早寝早起きが吉

キャンプ場では皆、早めに寝静まる。消灯時間は22時ごろというところが多いため、それ以降は炊事場の利用や大声での会話は控えめに。テント内の会話は外に筒抜けなので、話す内容や音量は気を付けよう。次の日に向けて早寝するのがグッド。

 

道具選びはココがオススメ!

【その1】人気アウトドアブランドを多く扱う!

ナチュラム

https://www.naturum.co.jp

「スノーピーク」や「ユニフレーム」、「キャプテンスタッグ」など、人気アウトドアブランドが揃う通販サイト。コスパ抜群な同社オリジナルブランド「ハイランダー」も販売する。ポイントもつき、おトクに購入可能だ。

 

【その2】スタイルを確立するまでレンタルを活用!

flarii

https://flarii.com

人気アウトドアブランド「コールマン」などのキャンプ道具、ポータブル電源などを低価格でレンタルできるサイト。レンタル期間は5日と30日を選べ、休みに合わせて借りやすい。「借りホーダイ」プラン(月額6380円~)もある。