アウトドアの達人は、普段どんなギアを愛用しているのか。今回はキャンプ歴38年の編集者/キャンプライター・まついただゆきさんが長きにわたって愛する “名作ギア”を紹介する。
※こちらは「GetNavi」2022年6月号に掲載された記事を再編集したものです。
普遍的なデザインと耐久性でまさに一生使えます(まついさん)
Since 1984
私が語ります!
ファイヤーサイド
グランマーコッパーケトル(小)
3万800円
ブランド創始者の祖母が使っていたケトルがモチーフ。熱伝導に優れた銅素材と広い底面で、効率良くお湯を沸かせる。背面のハンドルに手を添えて傾ければ、大容量でも簡単に注ぐことができる。
調理に使ったり、食器の予洗いに活用したり、キャンプにおいてお湯は欠かせない存在です。特に冬は大量のお湯が常に沸いている状態が理想ですが、キャンプ用ケトルは小容量タイプが大半。その点本品は、小タイプでも2.3Lと大容量です。
古き良き19世紀の銅製ケトルを復刻させた絵になるデザインで、使い込むほどに飴色に変化するのも魅力です。また、熱伝導性が高く湯沸かしもスピーディ。長岡と燕市の職人が手作業で仕上げているため、耐久性も◎。一生モノと思えば高い買い物ではありません。
【注目のガレージブランド】LOCKFIELD EQUIPMENT
LEDランタンのホヤやジャグのフタなど、ニッチなパーツをミリタリーテイストなデザインとサステナブルな素材で提案。昨年11月に直営店もオープンした注目株です。(まついさん)
代表作はコレ!
GT40 BK(上)/DECK2 BK(下)
4万4000円(GT40)、1万9800円(DECK2)
「GT40 BK」は、軍用担架をベースにデザインしたテーブル天板。オプションの「DECK2 BK」を組み合わせると2段にできる(※)。
※:テーブルとして使用するには、別メーカー「BALLISTICS」の脚セット「SBS KIT」(1万4850円)が必要
コレも語りたい!
sanzoku mountain
shockセット
1万8000円
高さが異なるランタンハンガーを2本作れるセット。ケトルや鉈などをかけるのもアリ。「好きな場所に設置できる手軽さと、無骨なデザインがナイス!」(まついさん)