コロナ禍でキャンプデビューを果たし、もっと本格的なキャンプを目指す人に、より楽しく、豊かに彩るイチオシアイテムを紹介する。今回はキャンプの楽しみは食にあり! というこで、本格的なピザが焼けるピザ窯やロティサリーマシンなど、食に関するギアに注目。キャンプだからこそ実現する極上の味を追求して、今シーズンはキャンパーレベルをアップしよう!
※こちらは「GetNavi」2023年6月号に掲載された記事を再編集したものです。
私が選びました
アウトドアライター
澄田直子さん
キャンプ歴17年キャンプギア大好きライター。増えてしまったアイテムの収納に頭を悩ませる日々が続いている。
愛着の持てるギアを選んで満足度が飛躍的にアップ
野外で食べて寝るというキャンプの基本的な行為にすら胸を高鳴らせ感動していたビギナー時代を卒業し、今シーズンはもう一歩踏み込んだキャンプライフを楽しみたいと願っているキャンパーも多いのではないだろうか。
「近年のキャンプブームでキャンプを始めた人からは、長続きするかわからないからとコスパだけでギアを選び、使ってみるとやはりもう少し考えて購入すれば良かった、という話もよく耳にします」(澄田さん)
実際リサイクル店にはコロナ禍中に購入されたキャンプ用品が大量に持ち込まれているという。
「屋外で過ごすキャンプでは、ギアが快適性や楽しみ方を大きく左右します。キャンプライフを充実させるには、自分のキャンプスタイルに合ったギア選びが大切。そしてなによりも愛着が持てるかどうかが重要です。ときにはコスパを度外視して思い切り趣味を追求したギアを選んでみては? キャンプライフがグッと充実したものになるはずです」(澄田さん)
【その①】400℃の高温で焼き上げる専門店顔負けの絶品ピザ窯
ENRO
アウトドア用ポータブルピザ窯
窯焼名人2
従来の家庭用オーブンや簡易ピザ窯では難しかった、窯内温度400℃以上という高温を実現し、専門店レベルの本格的なピザが焼けるポータブルピザ窯。薪、炭、ペレットと手に入りやすい複数の燃料が使用できるのも便利だ。
<澄田’s Recommend>お店を開きたくなるほどの 感動的なおいしさ!
「これまでのピザ窯は、簡易的なものか据え置きの石窯で、初めてこの製品を使ったときは衝撃的でした。ポータブルで扱いが簡単、そしてなによりウマい! ピザ職人が監修した冷凍のピザ生地も、便利で美味ですよ」
<コレもCheck>ガスタイプなら ベランダにも置ける!
OD缶、CB缶、LPGガスボンベが使える「ガス式窯焼き名人」(4万9980円)ならば、煙が出ないのでベランダや庭でも気兼ねなく使える。
【その②】回転して肉を焼く圧倒的ビジュアルもご馳走だ!
Mt.SUMI(マウントスミ)
パーフェクトグリルロティサリー
別売のパーフェクトグリル スクエア(9900円)に取り付けて使うロティサリー。ステンレスアームに固定した塊肉を、炭火の上でゆっくりと回転させて、余分な脂を落としながらじっくりと焼き上げる。耐荷重は5kg。
<澄田’s Recommend>キャンプメシの醍醐味を満喫できるアイデア製品
「ひっくり返したり回したり、地味に面倒な塊肉の炭火焼きをサポートしてくれる楽しいアイテム。脂が多い肉だと落ちた脂が燃え上がるので、肉の下にステンレストレーなどの油受けを置くとうまく焼けますよ」
【その③】氷も電気も必要なし! 最大6時間ワインを保冷可能
SURFACE
ThermoShell スターターセット
1Lのナルゲンボトル用の保冷・保温ケースとして作られた製品だが、キャップとバンパーを付けることでワインや日本酒の保冷ケースに。夏場でもスパークリングや白ワインを最大6時間、冷たいまま飲みごろ温度で保ってくれる。
<澄田’s Recommend>冷えていればおいしさ倍増! ワイン好き垂涎の保冷ケース
「ワインをボトルごと保冷できるケースとは画期的! 水滴が付かないのも良いですね。暑い日でも最大6時間、キリリと冷えたワインが飲めるなんて最高の贅沢です!」