無印良品のキッチン家電は、新生活の時期には特にチェックしておきたいもののひとつ。8000円以下と手頃なアイテムが多く、シンプルな佇まいに目を引かれます。そこで今回は、ライターが愛用する無印良品のキッチン家電を3つピックアップしました。
外カリッ、中しっとりに焼き上がる「トースター」
無印良品 「スチームプレート付きオーブントースター」
4990円(税込)
「スチームプレート付きオーブントースター」は、その名の通り「スチームプレート」が付いたオーブントースターです。購入を決めた主な理由は、シンプルなデザインと価格帯にあります。マットホワイトの本体はキッチンにあっても目立たず、それでいて野暮ったくない見た目で、個人的にとても好み。また、わが家はたまにトーストを食べるくらいなので、ある程度の性能はありつつも高すぎないことが重要でした。その面で、税込5000円以下というお手頃価格は、まさに絶妙なラインの1台だったんです。
操作は、左のダイヤルで温度、右のダイヤルであたためる時間を設定するだけ。温度は120〜230℃、タイマーは1〜15分の間で調節可能です。あたためるときは、スチームプレートを水で10秒ほど濡らして、本体下の受け皿に窪みにセットするだけで準備完了。加熱から1分ほど経過すると、トースターの中が水蒸気でブワッと曇ってきます。
時間になると、チーンという懐かしい音で焼き上がりでお知らせされます。できあがったトーストは、まさに外カリッ中しっとりな完璧な焼き加減! シンプルにそのままでも、バターとジャムをのせるだけでもおいしくて、なんだかリッチな気分に。最近では、朝ごはんにトーストを食べる機会も増えました。
1台5役の万能すぎる「ホットプレート」
無印良品 「深型ホットプレート」
4990円(税込)
リニューアルでお手頃価格に、さらに使いやすく進化した「深型ホットプレート」。「煮る、焼く、炒める、茹でる、蒸す」の5役を1台でできる優れもの。奥行16.7×幅21.9cm×高さ14.3cmのコンパクトなサイズ感ながら深さがあるので、多様な使い方ができるのです。
例えば、新しくできるようになった「蒸し料理」をするときは、グリルプレートに水を入れ、蒸し台をセットします。その上に、好きな野菜を並べて蓋をすればOK。本体下部のスライドスイッチをMIDにして調理開始したら、10〜15分ほど野菜が柔らかくなるまで置いておいたら完成です。
ちなみに、温度は保温に便利な「WARM(約50〜70℃)」のほか、「LOW(約120℃)」「MID(約160℃)」「HIGH(約200℃)」の計4段階で調整可能です。
さらに、テーブルの上でも加熱できるから鍋料理でも大活躍。2人分まで入るサイズ感です。これなら素早く加熱してくれるからシンプルに使いやすいし、コンロの口が少なくても、場所を取らずにもう1口使える場所を増やせます。おかげで、日々の食卓に並ぶ品数も自然と増えるようになりました。
カセットコンロよりも気軽に使える「IHクッキングプレート」
無印良品「IHクッキングプレート」
7990円(税込)
カセットコンロってスペースを取ってしまうし、食卓で火を扱っていることでどうしても緊張感が出てしまう……。そこで見つけたのが、「IHクッキングプレート」。300mlの水を「強」で加熱すると約1分で沸騰するほどの高出力で、これだけの火力があればどんな料理でも活躍してくれそうです。
使うときは、本体右隅にある電源マークを「ON」と表示されるまで約2秒間タッチ。その後、火力調整ダイヤルを回すことで天板の加熱が始まります。火力は「保温(80w)」から「強(900w)」までの4段階です。
鶏肉や南瓜などしっかりと火を通したい具材があっても、これがあれば安心して任せることができます。鍋が出来上がってからは保温モード、締めのタイミングでは再加熱、と最初から最後まで熱々の鍋を楽しめますよ。