フィルムカメラのような見た目に思わず一目惚れしてしまった、ミラーレス一眼の「Nikon Zfc」。ファッションとしても楽しめながら、レンズ次第で日常使いから本格的な写真まで楽しめる、「Zfc」の魅力をご紹介します。
「Zfc」のクラシックな見た目に一目惚れ
Nikon 「Zfc」
12万9800円(ニコンダイレクト参考価格・税込)
筆者が愛用しているのは、Nikonのミラーレス一眼カメラ「Zfc」。フィルムカメラのFM2というモデルをイメージしたミラーレスで、そのクラシックな見た目が何よりの魅力です。フィルムカメラを彷彿とさせるシルバーとブラックのツートーンのデザインや、どの角度から見ても絵になるフラットなフォルムが、とにかく可愛い……! もともとNikonの別のミラーレスを持っていましたが、この見た目に一目惚れしてしまい、思わず買い替えを決めました。
ダイヤルを回して丁寧に写真を撮る
Zfcの特徴は、たくさんのダイヤル。左からISO感度、シャッタースピード、露出補正を設定できる3つのダイヤルが付いています。このダイヤルも、筆者が「Zfc」を好きなポイントのひとつ。カチッカチッと指で回す感覚が楽しく、タッチパネルなどの画面操作に比べて、ひとつひとつの写真を丁寧に撮ることができるんです。
28mm単焦点は日常使いにぴったり
いくつか持っているレンズの中でも、お気に入りは単焦点レンズの「NIKKOR Z 28mm f/2.8」。キットレンズとして手軽に手に入るのですが、ポテンシャルがとても高く、ほとんどこのレンズを付けっぱなしにしているほどお気に入り。フルサイズ換算で42mmほどの画角は、ポートレートにもスナップにもちょうど良く、とにかく使い勝手の良さが魅力。歩いている時にサッとカメラを構えて、ほとんどそのままの距離でシャッターを切れるので、日常を切り取るのにぴったり。レンズのサイズもコンパクトなので、お出かけや旅行にも持って行きやすく、広いシーンで活躍しています。
さらに筆者お気に入りの使い方は、この単焦点レンズと「ブラックミストNO.5」というフィルターとの組み合わせ。光がやわらかくにじんだように映るので、簡単にシネマティックな写真が撮れてしまうんです。
オールドレンズでしっかり写真を楽しむことも
いっぽうで、今日はがっつり写真を撮るぞ! という日によく使うのは、オールドレンズの「Super Takumar 55mm F1.8」。Zfcのクラシックなデザインとも相性が良く、付けた時の見た目は思わず惚れ惚れしてしまうほど。「Super Takumar 55mm」はF1.8のボケ感と、玉ボケやフレアなどオールドレンズならではの表現が楽しめるのが魅力。ピントは手動ですが、そのぶん写真をとことん丁寧に楽しむことができるので、そんなところもお気に入りです。
カメラアクセサリーとの組み合わせも楽しい
monogram「一枚革カメラストラップ【ヌメ革】キャメル」
9020円〜(税込)
見た目が可愛いので、カメラアクセサリーとの組み合わせが楽しめるのもZfcの魅力のひとつ。愛用しているストラップは牛ヌメ革を使用したシンプルなデザインで、どんなファッションにも合わせやすいところがお気に入り。アクセサリーを変えれば、その日のファッションに合わせてコーディネートのように楽しめるのもZfcの楽しさのひとつです。思わず持ち歩きたくなる見た目と、写真を撮るのがもっと楽しくなるスペックを持ち合わせたZfc。スマホで便利に写真が撮れるようになった今でも、日常に取り入れたいカメラです。