仕事のときにリュックを背負うことが多い筆者。リュックは両手が空くし、多少荷物が重くなっても大丈夫なのでとても便利なのですが、「夏」とは絶望的に相性が悪いんですよね……。背中は汗でびしょ濡れになるし、そして熱がこもるし、さらには蒸れるし。ずっと「暑くても快適にリュックを背負えたら良いなぁ〜」と思っていたんです。
夏のリュック悩みを解決
スリーコインズ「リュック用冷感パッド」
550円(税込)
暑い日に、リュックを背負ったときの快適さが格段にアップするアイテムを見つけました。それが、スリーコインズの「リュック用冷感パッド」です。
リュック用冷感パッドはリュックの背中部分に保冷剤を取り付けられるアイテム。保冷剤を入れるケースと大きめの保冷剤がセットになっています。
ケースの裏側(背中に当たる部分)はメッシュ素材で、通気性が良く保冷剤の冷たさも伝わりやすいのが特徴です。
蒸れがちな背中が快適!
気温が27度まで上がった日に背負ってみましたが、汗や熱、蒸れなどの不快感が軽減しました。背中に当てるだけで体全体がスッと涼しくなるような感じがして、かなり快適に過ごせます!
ケースが白いのでもっと目立ってしまうかと思ったのですが、そもそもあまり見えないので気にすることはありませんでした。
簡単に付けられます
リュックへの装着方法はとても簡単。3つある面ファスナーがついたベルトを、リュックの紐に引っ掛けてとめるだけです。
面ファスナーがしっかりしているので、簡単にズレてしまうことはありませんでした。
ちなみに、筆者のリュック背中部分にはキャリーケースのキャリーバーに通すための紐がついているのですが、ここにリュック用冷感パッドを通したら、リュックを下ろしたときにフラフラ動いてしまうことがなく便利でした。
使いやすさも実感するよ
そして、おそらく幅広いリュックの形状や身長に合わせられるよう、面ファスナーがついたベルトは長めに設計されています。長さが合わない場合は、ちょうど良い長さになるように2重もしくは3重巻きにするなどして調節するのがおすすめです。
着脱が簡単なので、電車内などでお腹にリュックを抱えてお腹が冷えてしまいそうなときはササっと取り外してリュックの中にしまうこともできます。
ケースをつけたまま保冷剤だけを抜き取ることができるのも使いやすいと思いました。ケースごといちいち取り外さなくてもいいのは手間が省けてうれしいです。
大きめの保冷剤が背中にフィットする
保冷剤は冷凍庫で冷やすと硬くなります。でも、ケースに入れているので「硬くて背中が痛い」ということはありませんでした。
縦20cm×横18cmとたっぷりした大きさがあるのもうれしい! 重さは207gありますが、背中全体を冷やせるサイズ感なのと、「冷たくて気持ち良い」ことを考えると許容できる重さです。
注意しなければいけないことも
基本的にとても良いアイテムなのですが、気になる部分が2点ありました。
まずひとつ目は、冷たさのキープ時間がそんなに長くないこと。保冷剤は冷凍庫に3時間くらい入れて冷やすのですが、数時間で保冷剤が溶けてしまい、効き目がなくなります。1日出かけるときなどは要注意。帰りにはただの荷物になってしまいます。
ふたつ目は保冷剤が濡れてしまうこと。これも仕方のないことなのですが、保冷剤をそのままケースにセットすると背中が濡れてしまうんです。
Tシャツが濡れてしまわないよう、ハンカチや巾着に包んでからセットすると安心です。また、冷たさに敏感な人は厚めの布で包むなど自分で温度を調節すると良さそう。とはいえ、たった550円で暑い日の外出を快適にしてくれるなんてすばらしすぎます! 早くも売り切れている店舗もあるようなので、気になった人は早めにGetするのがおすすめです。