スポーツ
2017/3/17 21:00

これはビデオ判定やむなし! Bリーグで残り0.7秒からの「幻の逆転弾」が話題に

記念すべきBリーグ初年度もいよいよ終盤戦。チャンピオンシップ(プレーオフ)出場に向けた戦いが激しさを増している。

 

トップカテゴリーのB1は18チーム。6チームずつを3つの地区(東地区、中地区、西地区)に分け、毎週末に同一カードでの2連戦を基本に計60試合を行う。プレーオフへ進出できるのは各地区の上位2チーム+ワイルドカード(※残りチームのうち勝率上位)2チームの計8チームだ。

 

B2との入れ替えもあるのだが、やはり気になるのは年間チャンピオンを決めるチャンピオンシップだろう。なお、3月16日時点での各地区上位は以下の通り。

【東地区】

1.栃木ブレックス 2.アルバルク東京

 

【中地区】

1.川崎ブレイブサンダース 2.三遠ネオフェニックス

 

【西地区】

1.シーホース三河 2.名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

 

全体の勝率は、川崎が37勝6敗でトップ。田臥勇太擁する栃木が34勝9敗で続いている。

 

残りは17試合。上位はもちろん中位以下のチームにとっても正念場といえるなかで、劇的な展開を迎えた試合があった。3月11日の横浜ビー・コルセアーズvs琉球ゴールデンキングスだ。

 

残り0.7秒で、琉球がラモント・ハミルトンのフリースローにより逆転!

 

しかし、横浜は最後まであきらめなかった。相手が自陣へ戻る前にロングパスを送ると、裏へ抜け出した竹田 謙がボールをキャッチし、すばやくレイアップシュート。これが見事にリングへ吸い込まれたのだ。

 

奇跡の逆転!!  横浜の選手やスタッフ、会場のファンは当然のようによろこびを爆発させた。

 

ところが、ビデオ判定の結果、これはノーゴールに。シュートが手を離れる直前にブザーが鳴っていたことが判明し、「幻の決勝弾」となってしまった。結果、琉球がアウェイで貴重な1勝を手にしている。