先日、バスケットボールの最高峰であるNBAファイナルが終幕。ゴールデンステート・ウォリアーズがクリーブランド・キャバリアーズを4勝1敗で下し、2年ぶり4度目のNBA制覇を達成した。
その最終戦となった6月12日、ウォリアーズの本拠地オラクル・アリーナでの第5戦を、あるサッカー界のレジェンドが観戦していたようだ。
アレッサンドロ・デル・ピエロ! 2002年の日韓ワールドカップにも出場した元イタリア代表FWだ。
90年代から2000年代にかけてイタリアの名門、ユヴェントスの10番として活躍。3度目のワールドカップとなった2006年のドイツ大会では準決勝のドイツ戦でゴールを決めるなど、イタリア4度目の世界制覇に貢献した。2012年にユヴェントスを退団し、オーストラリアのシドニーFCで2年間プレー。2014年にはインド・スーパーリーグのデリー・ディナモスに所属したが、同チームを退団して以降は事実上の引退状態にある。
デル・ピエロは現在、アメリカのロサンゼルスに在住。ソニア夫人や3人の子ども(2男1女)とともに比較的静かな日々を送っており、そうしたなかで今回、同じ西海岸のオークランドをホームとするウォリアーズの試合観戦に訪れた。そしてそこには、ひとつの理由があったことがNBAの公式動画で明らかに。
なんと長男のトビアスくんがウォリアーズの大ファン! そのなかでも、エースのステフィン・カリーがお気に入りのようで、強烈なデザインのソックスを身に着けている。
映像には元フランス代表のティエリ・アンリも登場しており、「ロサンゼルス・レイカーズじゃないの?」と問いかける場面もあったが、愚問だったことは最後の「Let’s go Warriors!」にも表れている。彼は果たして、父のようにサッカーをプレーするのだろうか? それとも……。