最終局面を迎えている2017シーズンの明治安田生命Jリーグ。
11月11日にはJ2第41節が行われ、V・ファーレン長崎がホームでカマタマーレ讃岐に3-1と勝利。この結果シーズン2位が確定し、J1への自動昇格を決めた。
J2参入5年目でついに成し遂げたJ1昇格。今年は開幕前に深刻な経営危機に直面し、紆余曲折の末にスポンサーを務めていたジャパネットがクラブを100%子会社化。ジャパネットの創業者である高田明氏が代表取締役社長に就任した。
テレビでお馴染みの名調子とともにクラブの改革などを進めた結果、選手や監督が試合により集中できる環境が整い、チームは序盤から上位争いを展開。30節以降は無敗の快進撃でついに自動昇格圏の2位へと浮上した。
そして、勝てば2位確定という状況で迎えた讃岐戦。2万人以上が詰めかけたホームのトランスコスモススタジアム長崎では試合直前、こんな光景が見られた。
熱狂の長崎サポーターを指揮するのは…ボールボーイ!?
J1昇格に向けて、ナガサキがひとつになる!!明治安田J2第41節 長崎×讃岐は https://t.co/u4BaoHt81Q で19時から配信#テレビでDAZN#DAZNピッチサイド@v_varenstaff pic.twitter.com/7lyMtoDuLC
— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) November 11, 2017
試合でボールを拾うボールボーイの一人が、長崎サポーターの歌(チャント)を指揮するようなリアクション!
この日はV・ファーレン長崎の下部組織がボールボーイを担当していたようで、大一番を前に気持ちが昂ぶってしまったようだ。わかる!
こうした最高の雰囲気のなかで、J1への切符を手につかんだ長崎。彼らの航海(ファーレン)は新体制のもと、まだまだ始まったばかりである。