ボールを使ったスポーツはプロレベルになると目まぐるしく展開が動く。特に昨今は戦術の進化などによる「スピード化」がどの競技でも進んでおり、判定を下すレフェリーもそれについていくのがなかなか大変だ。
そういったこともあるのだろうか。先日、NBAでこんな珍プレーが見られた。
Manu's shot was so incredible, the ref's didn't believe it went in ? pic.twitter.com/iuQtSYVa7D
— SportsCenter (@SportsCenter) January 3, 2018
ニューヨーク・ニックス対サンアントニオ・スパーズの試合で、パスの名手マヌ・ジノビリが狙ったのはアリウープ。ところがゴール下の味方とタイミングが合わず、相手のカウンターを許してしまう。ただ、何かおかしい……。
よく見てみると、実はジノビリが出したパスがそのままリングへ入っていたのだ。これは珍しい!
Manu Gonna Manu… pic.twitter.com/MvHsjuqJLu
— San Antonio Spurs (@spurs) January 3, 2018
結局スパーズの選手たちのアピールによりプレーは止められ、ビデオ判定の結果ゴールは認められた。しかもスリーポイントラインの外だったため、3点をゲット!幸運を味方に付けたスパーズが試合も100-91で制している。
なお、グレッグ・ポポヴィッチヘッドコーチはこれがNBA通算1176勝目となり、歴代単独5位に浮上。
Moving on up.
Coach Pop is now 5th on the @NBA all-time wins list. #GoSpursGo pic.twitter.com/hpRkuZ1cUm
— San Antonio Spurs (@spurs) January 3, 2018
スパーズを5度のNBAチャンピオンに導き、現在アメリカ代表チームのヘッドコーチも兼任している68歳の名将。次なる目標はパット・ライリーの1210勝だ。