フランスでは現在、グランツール(3大ツール)の一つ、ツール・ド・フランスが開催されている。
大会はすでにピレネー山脈での第16ステージまで進んでいるが、現地時間7月19日の第12ステージでは、チームスカイのゲラント・トーマスがアルプスの厳しい山岳で第11ステージに続く勝利を挙げた。
ツール名物「ラルプ・デュエズ」を制し、ステージ2連勝!個人総合ランキングでもトップを走り、その証である黄色のリーダージャージ「マイヨジョーヌ」を保持している。
32歳のトーマス、実はイングランドの名門サッカークラブ、アーセナルの大ファン(グーナー)。連日の快走、そして個人総合首位にアーセナル公式も興奮を隠せない様子だ。
He's done it again! ?
Another stage win for @GeraintThomas86 – keep going, Geraint ?#TDF2018 pic.twitter.com/55XcKFnRz2
— Arsenal FC (@Arsenal) July 19, 2018
前日に続く勝利ということで、“He’s done it again!”。
チームスカイといえば、昨年までツール3連覇、今年通算5度目の優勝を狙っているクリス・フルームが在籍。チームのエースは基本的にそのフルームなのだが、今回のツールには一応トーマスとの“ダブルエース”という形で臨んでいる。
Alpe d’huez man!!! ?? Wow!! Yesterday was a dream come true, today is just insane. Lost for words. The boys were incredible today and the support is amazing!! Thanks for all your messages and support on the road, means a lot!!? pic.twitter.com/oagM9QkrIL
— Geraint Thomas (@GeraintThomas86) July 19, 2018
首位トーマスと2位フルームのタイム差は、第16ステージ終了時点でも1分39秒。
他の有力候補が優勝争いから遠ざかっていくなか、チームスカイ内の英国人トップ争いがどうなっていくのか。自転車ロードレースファンだけでなくアーセナル方面からも熱い視線が注がれている。
ツール・ド・フランス2018は日本では『J SPORTS』で放送中。『NHK BS』でもデイリーハイライトが放送されている。