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ランニング
2019/6/3 18:45

理想の“走り”をサポートしてくれる最新スマートシューズに注目! 試すチャンスもあり

スポーツとウェアラブルデバイスとの親和性は非常に高い。たとえば、小さなデバイスをサッカーのスパイクシューズの中敷に埋め込み、スピードや走行距離、時間、動いた方向、スプリントの回数等を記録してくれるといったようなシステムは、もう何年も前から市販され、プロだけでなくアマチュア層も使用し、プレー向上に役立てている。

 

その機能をさらに推し進め、これまでにない精度で足の動きそのものを解析し、ランニングフォームの改善をサポートしてくれるというハイテクランニングシューズがある。「ORPHE TRACK」だ。

 

専用のセンサーモジュールコンピュータを対応シューズにインサート。あとはいつものようにランニングするだけで、各指標における分析結果を詳しく知ることができる……とここまでは従来のスマートシューズと同様だが、この「ORPHE TRACK」のスゴイところは、これまでは正確には知ることが難しかったデータを簡単に把握できるところにある。

 

 

以下が「ORPHE TRACK」のランアプリから得られる指標だが、これまでの距離や歩数、タイムやペースといった指標とは明らかに異なっている。

【着地法】
フォアフット/ミッドフット/ヒールストライクで毎歩ごとに着地を分類。

【プロネーション】
着地時の足首の回内角度を計測。

【接地時間】
左右ごとに接地時間を計測。

【ペース】
ランニングのスピードを測る重要な指標。

【ストライド】
片足ずつの歩幅(重複歩長)を毎歩ごとに計測。

【ケイデンス】
時間あたりの歩数を計測して、走りのテンポを算出。

 

着地法やプロネーションといった指標は、自分のランニングフォームを知るうえでは重要なデータだが、それこそモーションキャプチャーレベルの大がかりなシステムなしでは知ることができなかった指標だという。ランナーの側も、自分のランニングフォームをあまり気にしてこなかった面もあるだろう。

 

 

だが、「ケガなくフルマラソンを走りたい」、あるいは「もっと速く走るためにはどうしたらよいか」といった向上心を叶えるために、もしくは快適にランニングを続けていくために大切なのは、自分に合った正しいフォームで走ることにほかならない。すなわち「ORPHE TRACK」は、独自の解析技術により、理想の走法の実現をサポートしてくれるスマートシューズなのである。

 

 

シューズにインサートするのは、センサーモジュールコンピューター「ORPHE CORE」。このデバイスが、リアルタイムに足の動きを計測。独自の歩容解析技術でゲイトサイクル(歩行周期)を解析し、ランニングフォームを精細に分析する。独自のスマートフットウェア開発のノウハウにより、大規模な解析システムに匹敵する計測能力を、靴の中だけで実現した。そして、記録したランはスマホアプリ「ORPHE TRACK Run」で確認でき、ランニングフォーム改善に役立つ情報を提供してくれる。

 

実に革新的なスマートシューズ「ORPHE TRACK」。ぜひ試してみたいと思った方には、耳よりなお知らせも。このシューズを開発している株式会社 no new folk studioでは、「ORPHE TRACK」を実際に使用したランナーのデータと声を集め、製品の開発にフィードバックするためのオープンベータテストを、皇居ランナーを対象に実施中だ。ランニングの未来をひと足先に体験してみてはいかがだろうか。詳しくは「ORPHE TRACK」のHP(https://track.orphe.shoes/)でご確認を。