スポーツ
野球
2020/1/19 18:15

単年10億円超えの契約が続々!? 高騰するMLB選手の年俸にSNSでも賛否の声

昨今急騰しているMLB選手の年俸。昨年末に、ゲリット・コールがヤンキースと投手史上最高額となる9年総額3億2400万ドル(約356億円)で契約を結んだことも記憶に新しい。一方で、FA権をもっていないながら、年俸調停の権利を保有する選手たちの契約も続々と決まってきた。

 

 

最も衝撃的だったのが、レッドソックスのムーキー・ベッツ。昨年も年俸調停史上最高額を記録したベッツは、今季もその金額を更新。なんと、1年で2700万ドル(約29億円超)もの高額での契約を獲得した。所属するレッドソックスは「贅沢税」の上限を超えていることから、トレードの可能性も囁かれていたベッツだったが、1年後にFAとなるスター選手の獲得に向けた動きをみせた球団は現れなかったようだ。日本からすれば考えられない天文学的な数字だが、4年連続でオールスターに出場したスタープレーヤーからすれば妥当な金額だといえるのかもしれない。

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

A little Thursday #taste

cody_bellinger(@cody_bellinger)がシェアした投稿 –

 

この投稿をInstagramで見る

 

Always been a dream of mine to win a defensive award! Can’t thank my teammates and coaches enough for this opportunity! #NotDoneYet @wilsonballglove

Aaron Judge(@thejudge44)がシェアした投稿 –

また、昨シーズンのMVP男ドジャースのコディ・ベリンジャーも1150万ドル(約12億円超)で契約合意。驚くべきことに、この金額は昨季の19倍にもあたるという。その他、ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジが12倍増の850万ドル(約9億円超)、レッズのトレバー・バウアーが1750万ドル(約19億円超)と有名選手達が年俸調停を回避し、次々と高額契約を手にしたのだ。

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

Young Money Entertainment.

MLB ⚾(@mlb)がシェアした投稿 –

近年高騰を続けているMLBの年俸に、SNS上では「なんであいつがこんなに貰ってるんだ!?」「ジャッジの金額は当然」「オレもミリオネアになりたい!!」など野球ファンたちから賛否両論、様々な声があがっている。

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

Who’s ready to see two-way Ohtani back in action?

MLB ⚾(@mlb)がシェアした投稿 –

3年目までは年俸交渉の余地がないMLBだが、3年しっかり働けばこのような超高額の年俸を手にすることができる。エンゼルスの大谷も2刀流の活躍を見せながら、今季まではかなり抑えめの年俸で契約をしているが、来年以降に年俸調停の権利を得た際には高額契約が見込まれている。日本のプロ野球では見られない、ネガティブなイメージで語られる年俸調停だが、MLBでは当然の権利として認められている。FAでの大型契約だけではなく、単年での破格の契約に注目してみるのも、試合のないストーブリーグの楽しみの1つかもしれない。