「ドンキ」の名を耳にすると、あの陽気な店内BGMとペンギン(ドンペン)の顔、そしてカオスな店内が頭をかけ巡ってしまう筆者ですが、このパブリックイメージを覆すようなドンキオリジナルのスポーツブランドがありました。その名も「ACTIVEGEAR(アクティブギア)」。スポーツをそこまでしない人であっても、気軽に手を出せる最強のコスパと、無駄のないデザインのアイテムばかりがラインナップされています。
このブランド、まだあまり知られていない模様。今回はACTIVEGEARの秘密に迫りたいと思います!
でも意外と前からやっています
「あまり知られていない」と書きながらも、ACTIVEGEARの初リリースは2014年と、すでに5年以上の歴史がありました。「アクティブ+装備」をコンセプトとし、日々の生活の中においても快適に動けるスポーツライフのブランドとして誕生。
当初は、屋外で使用できるオーディオ、撥水性のあるバッグなど、言わばスポーツライフシーンを盛り上げる脇役的なアイテムを中心にリリースしていたようですが、2016年よりアパレルラインを展開。今ではスポーツライフ全般のアイテムを展開しています。
現在のACTIVEGEARのブランドコンセプトは、「体を動かしたくてムズムズする衝動=“ムズムズイズム”」。つまり、ACTIVEGEARの商品群によって、スポーツへの衝動を駆り立てるようなアイテム展開を目指しているようです。
実際どういう商品があるの?
そのラインナップをみると、大手スポーツブランドに、追いつけ追い越せと言わんばかりの幅広いアイテムを展開しています。大別すると、「アパレル(ウェア類)」、「アクセサリー(ソックス、バッグなど)」、「グッズ(ライフロガー、イヤホン、スピーカーなど)」、「シューズ(サンダル、スニーカーなど)」など。これら全てで、すでに約400アイテム以上の商品があるようです。
さらに注目すべきは、ACTIVEGEARの価格帯です。一部高額のアイテムもありますが、大半は定価500円台から3000円台のものばかりで、他のブランドに比べてどのアイテムも随分安いことがわかります。ただし、「安かろう悪かろう」では見向きもされません。そこで、スペック面にも注目してみたいと思います。
例えばドライメッシュTシャツ(1590円・税別)は、そのシンプルなデザインにまず目を引かれますが、そのマテリアルにはカルキュロ®という素材が使用されています。このカルキュロ®は、繊維吸汗・速乾性・洗濯耐久性に優れた新吸汗速乾ポリエステル繊維。軽量であり、ストレッチ性能も高い素材を使用することで、スペック面でも安心できるアイテムに仕上がっています。
さらに、スウェットを見てみると、売れ筋でもあるドライスウェットジップパーカーは、コットンのような風合いを再現し肌触りを良くしながらも、吸汗速乾性とストレッチ性も実現。パーカーが2990円(税別)、パンツが1990円(税別)とコスパに優れています。
つまり、「ちょっと最近運動不足気味だから、週イチくらいは軽ーく走りたいな」という程度のライトユーザーにとっては絶好の商品であるといえます。Tシャツ、スウェットパーカー、スウェットパンツが合計6600円弱で揃ってしまうというコスパ最強のブランドといえるでしょう。