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2020/6/1 17:30

厚底ランニングシューズブームの先駆け、ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%が再販決定!

数々の記録を破り、世界中で話題となった厚底ランニングシューズの実力をご自身の足で試してみては? ナイキは2020年6月2日(火)より、NIKE.COMとNIKEアプリにて、ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%を再販する。

 

2019年10月、非公式ながらフルマラソンで人類初の2時間の壁を破った、エリウド・キプチョゲ。彼がその際に履いていたシューズが、今回再販されるナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%の試作品だった。この歴史的偉業を境に、ナイキの厚底シューズは世界から注目されるようになったのだ。

 

 

さらにキプチョゲだけではなく、ナイキの厚底シューズを履いたランナーたちが軒並み好記録を連発したことから、この厚底シューズは良い意味でも悪い意味でも注目を浴びてしまう。技術革新により生まれた、新たなトレンドでありながら「不公平である」という議論も起こり、一部では「厚底シューズを禁止する新たな規則が生まれるのでは」という噂まで飛び交ったほどなのだ。

 

 

3月の東京マラソンで日本新記録を更新した大迫傑も、同様にナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%を着用していたことで日本でも大きな話題となった。

 

今回再販される、ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%には、2つの新しいナイキ ズーム エア ポッドが前足部に配置されており、より優れたクッショニングとエネルギーリターンを実現。

 

かかと部分には、これまで以上に増量したズームXフォームに加え、先行モデルのナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%から改良されたカーボン ファイバー プレートが実装されている。これに、通気性を最大限に高めた超軽量のアトムニットアッパーを組み合わせることで、クッション性とランニングエコノミーの改善が図られている。

 

ナイキの注目をきっかけに、各メーカーが軒並み開発に力を入れ出したため、市場には多くの厚底ランニングシューズが出回り始めた。しかしながら、この分野におけるナイキのシェアは高い。実際に、厚底シューズの着用ランナーは増え続けており、2020年の箱根駅伝でも多くの選手がナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%を着用していた。

 

 

また「厚底を履けば速く走れる」という論調もあるが、実際には内蔵されているカーボンプレートの最大限に活かす走り方が必要となり、着用者はより効率的な走りと筋力が求められる。そのため、厚底ランニングシューズは「履く人を選ぶシューズ」とも言えるのだ。

 

コロナウィルスの影響で残念ながら開催延期となった東京オリンピック。マラソンでは、多くの選手が厚底ランニングシューズを履いての出場が予想されていたため、もし予定通り開催されていたら歴史的な記録ラッシュとの大会になったかもしれない。