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ランニング
2020/6/15 21:00

2020この夏の走り方をどうするか?「アディダス」の新ウェアでトレーニングしながら考えた

6月に入り、だんだん蒸し暑い日が増えてきましたね。4月に緊急事態宣言が発令され、スポーツジムなど運動をするための施設が閉まったこともあり、健康維持のための運動として、ランニングを始めた方も多いと聞いています。

 

「外だからと言って呼気を発して走るのはマナー違反。マスクはするべき」という意見や、「これからの時期マスクランは危険」など、いろいろな意見がSNSでも日々飛び交っていますが、こんな状況では、ランニング始めたばかりの方は戸惑ってしまいますよね。

 

ということで今回の優言実行では、これからの季節におすすめのトレーニングウェア アディダス「HEAT.RDY(ヒート レディ)」と、この夏どう走る!? ということについて、私なりの見解を書いていきます!

 

夏のトレーニングにおすすめ! アディダス トレーニングウェア「HEAT.RDY」

ランニングを始めたばかりだと、とりあえず手持ちの動きやすい服で走っている人も多いかもしれませんが、これから暑くなる時期には、機能性の高いトレーニングウェアを身につけたいところ。例えばコットン100%のごく普通のTシャツなどで走ると、汗で濡れたTシャツが重くなり肌と摩擦が強くなってしまったり、匂いが気になったり、汗が乾かず夏でも冷えてしまったりもします。

 

今回体験したのは、3月中旬に発売したアディダスのトレーニングウェア「HEAT.RDY」シリーズ。体から熱を逃す冷却素材を採用した最新のウェアで、アディダスの最新ボディマッピング技術により、適切な箇所に通気機能を配置しています。要は、冷却性・通気性・速乾性が高く、夏の暑い環境下でも衣服内を涼しく保ってくれるという訳です。さらに、体にフィットするデザインで、動きやすさとシルエットの美しさも兼ね備えています。

↑写真左がメンズ用、右がウィメンズ用。Tシャツの他にタンクトップもあります

 

HEAT.RDYの冷却機能は、サッカー日本代表ユニフォームをはじめ、世界中のアディダス契約アスリートやスポンサーチームのユニフォームにも採用されるそうです。気候に関係なく闘うトップアスリートたちをサポートする機能なので、頼もしいですね。

 

しかし、そのようなテクノロジーを持ってしても夏のランニングは熱中症の危険も伴います。必ずこまめな水分補給を忘れずに。キャップを濡らしてかぶったり、濡らしたタオルを首元に巻くのもおすすめ。マラソン大会だと、頭から水をかぶったりするランナーも多いです。ただ一つ注意点は、シューズは濡らさないこと。シューズが濡れてしまうと靴ずれの原因になることもあるので要注意です。

 

ちなみに、HEAT.RDYは、アディダスの新しい全天候対応型テクノロジー『READY』の1つで、環境に合わせた全4種で構成されます。2020年秋冬には寒い日でも暖かさを持続する「COLD. RDY(コールド レディ)」、アスリートを風から守る「WIND. RDY(ウィンド レディ)」、雨でもドライな状態をキープする「RAIN. RDY(レイン レディ)」が順次発売されるそうです。

 

使ってわかる冷却・速乾・通気性

この日は天気も良く、気温が28度。湿度も高く、走る前から少し汗をかいていました。人のいないルートを選び、5kmのランニングをします。

 

今回着たTシャツ「HEAT.RDY 3ストライプス 半袖Tシャツ」は、生地と肌の間にひんやりとした空気の層ができるかのような涼しさを感じます。着心地が非常に軽く柔らかいです。またフロントと背面にメッシュパネルが付いていて、ランニング中も風が通り、清涼感があります。

↑「HEAT.RDY 3ストライプス 半袖Tシャツ」。着用カラーはグリーンティント、Lサイズ。価格は4990円(税別)

 

パンツは、「HEAT. RDY トレーニングショーツ」。こちらは身体のラインに沿ってフィットしているのに、圧迫感がなくそして涼しげな肌触りです。サイドにスリットが入っており、大きく足を踏み出すような時も、伸縮性があり動きの邪魔をしません。

↑「HEAT. RDY トレーニングショーツ」。着用カラーはブラック、Lサイズ。価格は4990円(税別)

 

かなりの量の汗を書きましたが、運動終了後、すぐにウェアが乾いたので快適に過ごせました。短い距離でしたが、HEAT.RDYの特徴である冷却性、速乾、通気性をしっかり体感しつつ、軽さや伸縮性などの機能性も感じることができました。木綿のTシャツを着て走られている方が、HEAT.RDYを着て走ると、きっとその違いに驚かれることでしょう。

 

マスクを着けることより、人とすれ違わないコース選びを!

さて、この夏のランニングは「マスクを着けて走るべきか!?」という問題ですが、まず、スポーツ庁が出している外出自粛時の運動・スポーツの実施について(改正)にマスクに関する表記がありましたので、抜粋します。

 

マスクの着用

屋外でも人が多いところを避け、三つの密(密閉、密集、密接)のいずれかに該当する場所を極力避けるようにお願いします。また、公園などで行う場合は、すいた時間、場所をえらんでください。

このような場所で運動・スポーツを行う場合、マスクを着用するかどうかは、運動・スポーツを行う方の判断とします。

なお、マスク(特に外気を取り込みにくいN95などのマスク)を着用して運動やスポーツを行った場合、十分な呼吸ができず人体に影響を及ぼす可能性があることや、体温を下げにくくなって熱中症になりやすくなることに注意をお願いします。また、息苦しさを感じた時はすぐにマスクを外すことや休憩を取るなど、無理をしないでください。

 

周囲の人への思いやり(エチケット)

外出している人の中には、食料品の買い出しや通院などのやむを得ない理由がある人もいます。

こうした人たちから見れば、通常と比べて呼気が激しくなりやすい運動やスポーツをしている人が近くを通った場合に、感染しないか不安になる場合もあります。

ウォーキングやジョギングで人が集まる場所を通過する際には、マスクを着用いただく、バンダナのような布で口と鼻を覆っていただく、呼気が激しくならないよう運動強度を落としていただく等、やむを得ない理由で外出している人への配慮をお願いします。

とのこと。

 

要は、着用は個人の判断に任されるものの、なるべく人が少ない場所で運動しつつ、少なくとも人がいるところではマスクをしましょう。そして、絶対無理はしないでね。ということですね。走る場所の状況によってご意見は様々あるかもしれませんが、私も少なくとも、公共の場所でランニングを楽しむ場合は、着けた方が良いと思います。

 

マスクは意味ないという方もいらっしゃいますが、人がいる場所ではエチケットとして付けましょう。また、コロナウイルスについてはまだまだ未知なことが多いので、わからないうちは慎重すぎるくらいに出来ることはやる! でいいのではないでしょうか。後々、「あれだけやってたけど意味なかったね。」と言えるくらいが、後悔がなくていいと思います。

 

ということで私は現状ではマスクを着けて走っていますが、重要なのはここから!

 

気温が上がってきて、マスクをしているだけでも息苦しい時がありますよね。息苦しいと感じたままマスクを着けて走ると、酸欠状態になってしまう可能性があり、走り続けることは非常に危険です。一番、大事なことは、マスクを着けて走ることではなく、「人の少ない場所、時間を選んで走ること」だと考えています。人のいないところではマスクを外し、人とすれ違うときにはマスクを着ける。わざわざ人の多い公園に行って苦しい中ずっとマスクして走ることよりも、なるべく人の少ないコースや時間帯を選んで、マスクを外して走った方が快適です。

 

実際私も3月頃からマスクを着けて走っていますが、だんだん気温が上がってきた5月頃からは、基本はマスクを着けつつも、人のいないところではマスクを顎にずらし、呼吸をしっかり出来るようにして走っています。なるべく苦しくならないよう、まずは人気を避けて走る! これが重要だと感じています。ただ、レースとなると、なかなかそのような状況にならないのも事実。主催者の指示に従いながら、体調と環境をみながら楽しく走りたいですね。

 

マスクの種類によっても息のしやすさが違うので、ご自身の感覚を大事にしてくださいね。私は布製のマスクを使っているのですが、通気性がいいので比較的呼吸も楽だと思います。プロランニングコーチの金哲彦さんが動画で紹介されていた、マラソン完走Tシャツでマスクを作る方法も素敵ですね。

 

あとはネックウォーマーにもヘアバンドにもなる筒型の薄い生地で出来たBuffや、テニスやゴルフで使われる日よけで口元を覆うランナーも増えてます。

 

まだ、今までと同じように何も気にせず走れる状態ではないかも知れませんが、周りの人たちへの思いやりを忘れず、ランニングを楽しみましょう! 皆でわいわいお喋りしながら走るのが大好きな私なので、そんな日がまた来るといいなと願っています。

 

今回は2020年の夏のランニングというテーマで、アディダス HEAT.RDYシリーズをレビューをお届けしました。

 

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