日本が世界に誇る二刀流選手、大谷翔平が26歳の誕生日を迎えた。コロナウイルスの影響から今シーズンの開催そのものが危ぶまれていたMLBではあるが、7月24日に開幕が正式決定。現在は各球団がミニキャンプを実施している。大谷が所属するエンゼルスもチームでの練習を再開、大谷も自身のSNSを更新。「We’re back」とコメントした動画を投稿して、開幕への高揚感を伺わせた。
久しぶりにチームでの練習を再開し徐々に開幕への話題が盛り上がるなか、7月5日に26歳の誕生日を迎えた大谷をMLBが公式SNS上で祝福した。
Happy birthday, Shohei Ohtani!
The two-way star turns 26 today.
(MLB x @budweiserusa) pic.twitter.com/mXTqynplIH
— MLB (@MLB) July 5, 2020
「ハッピーバースデー、大谷翔平!」「二刀流のスターが今日26歳になった」と書かれたこの投稿には、投手として相手バッターを手球に取るシーンと、鮮やかなアーチを描くシーン両方を組み合わせた1分間の動画が添えられている。これも、アメリカのメディアも大谷の二刀流復帰をエキサイティングなものとして受け入れている証拠だろう。
もちろんファンからも「ハッピーバースデー!」「うちのチームに彼がほしいよ!本当にいい選手」といったコメントが集まった。しかし、中には「過大評価だ」「二刀流スターとは呼びたくない」といった、批判的なコメントも見られた。
実は大谷に対しては、称賛の声だけではなく批判の声も少なくない。これは、MLB移籍1年目に当時ヤンキースに所属していたアンドゥーハーと新人王を争い、結果的に大谷が新人王を獲得した際に特に多く見られた。また、怪我の影響で2年間は実際に二刀流の活躍をみせていないことも影響しているのだろう。
— Los Angeles Angels (@Angels) July 7, 2020
手術後のリハビリも終え、今季は投打両方での活躍が期待されている大谷。7日には、実に647日ぶりに投手として紅白戦での実戦復帰を果たしたばかり。本調子のときの大谷の実力は、辛口のアメリカファンも認めるところ。2020年シーズンは文字通り「二刀流」の活躍をみせ、批判の声をかき消してくれることに期待しよう。