ロレックス・パリ・マスターズの2回戦に勝利したことで、ラファエル・ナダルがこれまでテニス界史上わずか3人しか達成していないキャリア通算1000勝の偉業を達成した。
フェデラー、ジョコビッチと共に「ビッグ3」としてテニス界のトップに長らく君臨しているナダル。グランドスラムの優勝回数歴代1位、ランキングトップ10の歴代最長記録の更新など数々の金字塔を打ち立てている彼が、また1つ新たな称号を得た。これまで、1000勝を達成しているのは、ジミー・コナーズ、ロジャー・フェデラー、イワン・レンドルの3人のみ。2001年、15歳の若さでプロ入り後、2005年に4大大会で初タイトルを獲得してから急激な成長をみせたナダル。2010年には全米オープンでジョコビッチを破り、史上7人目の生涯グランドスラムを達成するなど、歴史に名を残す存在となった。
1000 WINS.
ONE @RafaelNadal ?#Rafa1000 pic.twitter.com/763RKXulVA— Tennis TV (@TennisTV) November 4, 2020
そんなナダルの1000勝達成にSNS上には、「おめでとう、ラファエル!」「君は最高すぎるよ!」「ラファよ、永遠に!」とファンたちからの祝福の声があふれている。
また、ナダル本人もSNSを更新。ATP公式SNSが公開した自身の軌跡を追う動画をリポストすると共に、1000勝達成に対する感謝の気持を表した。
Vamos! ?
?? @RafaelNadal books his place in the last four.@RolexPMasters | #RolexParisMasters pic.twitter.com/zgeMGLxM5o
— ATP Tour (@atptour) November 6, 2020
1000勝達成後の試合でも逆転勝ちを見せ、ロレックス・パリ・マスターズで2年連続5度目のベスト4進出を果たしたナダル。34歳ながらそのプレーはまだまだ衰え知らず。現役引退までに通算勝利数をどこまで伸ばすことができるのか、楽しみにしたい。