中日ドラゴンズは、開催6年目となった今季のFC(ファンクラブ)スペシャルゲームで、選手がユニフォームの背ネームを、それぞれの「ニックネーム」で表記することを発表した。
今シーズンも開催!#FCスペシャルゲーム
今シーズンはよりファンの皆さまに選手を身近に感じてもらうことを目的に選手が着用するFCユニホームの背ネームが #ニックネーム に!https://t.co/eoC3JKEIfT
ファンクラブ会員はお得がいっぱい!この機会にぜひ中日ドラゴンズ公式ファンクラブへのご入会を! pic.twitter.com/bFeInq3azH— 中日ドラゴンズ公式 (@DragonsOfficial) February 17, 2022
シンプルなものから、なぜ? と考えてしまうものなど様々。「よりファンの皆さまに選手をより身近に感じてもらう」ことを目的としているが、ファンでないとわからないニックネームも。
例えば、京田陽太の「KAICHO」は選手会長にちなんだもので、石岡諒太の「EVA」は動きがエヴァンゲリオン初号機の動きに似ているからとか。
なかでも気になるのが、中継ぎの福 敬登の「SHABANI」。「シャバーニ」といえばドラゴンズの地元・名古屋の東山動植物園で人気の、あの“イケメンゴリラ”。
室内でお食事中のシャバーニでした。#東山動植物園 #ニシゴリラ #シャバーニ #STAYHOME #動物園 #名古屋 pic.twitter.com/3l5meTqy8z
— 名古屋市東山動植物園 (@higashiyamapark) February 13, 2021
福はゴリラ顔としてチームメイトにいじられており、それは本人も納得している。ラジオに出演した際、シャバーニと呼ばれることについて聞かれると「最高です! ゴリラに似ているはわかる。ゴリラ顔なので。そこにイケメンが付いた。ゴリラ界のイケメンなんですよ」と答えている。今回は東山動植物園とのコラボで実現したそうだ。
このイベントはセ・リーグでは初となる。パ・リーグでは2019年に千葉ロッテマリーンズが行い、ブランドン・レアードの「SUSHI BOY」が話題になった。また、2021年のオリックスバファローズでは杉本裕太郎が「RAOH」、吉田正尚は憧れのメジャーリーガー、昨季のナ・リーグMVPブライス・ハーパー「HARPER」で登場したことも。
今シーズン「月1回のファン感謝デー」の #マリンフェスタ で着用するユニフォームデザインを一新することになりましたのでお知らせします。より選手を身近に感じてもらえるように背ネームをニックネームに変更します。いつもとは違う呼び名で選手に声援を送ろう!https://t.co/yaxh4EsgCp #chibalotte pic.twitter.com/yR29HGYMOU
— 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) February 13, 2019
また、MLB(メジャーリーグ)では2017年から「PLAYERS WEEKEND」のスペシャル・ユニフォームデーとしてニックネームを採用。前田健太は「MAEKEN」、イチローは「ICHI」など。2018年にメジャーデビューした大谷翔平は、すでに「SHOW TIME」だった。
当日の試合では球場アナウンスやスコアボードはどうなるのか、中継もニックネームで放送するのかも楽しみだが、これまでファンではなくても、ユニークなニックネームからお気に入りの選手が見つかるかもしれない。