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2023/5/4 20:00

ジョーダンがブルズ最後のシーズンで着用したサイン入りユニフォームに高額落札

“神様”と呼ばれたNBAの元スター選手、マイケル・ジョーダン。バスケットボールのみならず、スポーツの垣根を超えてリスペクトされるレジェンドだが、最後の現役引退から20年以上が経った今でも、その人気ぶりは凄まじい。

 

大手オークションハウス『Goldin』によると、現地4月27日、シカゴ・ブルズの最終シーズンで着用していたサイン入りジャージが、36万ドル(約5000万円)で落札された。1998年2月19日に行なわれたトロント・ラプターズ戦での一枚とされており、この試合では16得点、4リバウンド、5アシストを記録したジョーダンが、123対86のチーム勝利に貢献している。


 

同年のジョーダンは、ブルズを6度目の優勝に導き、自身5度目のシーズンMVP、6度目のファイナルMVPを受賞。2020年には、米スポーツ専門局『ESPN』と動画配信サービス『Netflix』の共同制作により、当時のブルズを追ったドキュメンタリーシリーズ『The Last Dance』が配信され、注目を集めるとともに人気再燃のきっかけとなった。


 

ジョーダンといえば、先月の高額落札も記憶に新しいことだろう。現地4月11日、大手オークションハウス『Sotheby’s』から出品されていた「エアジョーダン13」は、驚異の223万8000ドル(約3億円)で取引終了。98年のNBAファイナル第2戦で履かれ、試合後にボールボーイが受け取っていたものだが、これはシューズとしての史上最高額だ。


 

また、スポーツ記念品で史上最高額を記録しているのも、やはりジョーダン。『Sotheby’s』によると、1998年のNBAファイナル初戦で着用したジャージは、2022年9月に1010万ドル(約14億5000万円)で落札されている。なお、それまでのトップは、サッカーのディエゴ・マラドーナが“神の手ゴール”を決めた試合の着用ウエア(928万ドル)だった。


 

“史上最高のアスリート”としても呼び声が高いジョーダン。その影響力はまだまだ健在のようだ。