1906年の創業以来“より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する”という経営理念を掲げるドメスティックスポーツブランド「ミズノ」。そんな同ブランドからランニングシーンを長年支えてきた定番モデルの「WAVE RIDER(ウエーブライダー)」の最新作が登場。クッション性と前に進む反発力を高次元で兼ね備えた、快適な走行性で魅了する人気シリーズがどのように進化したのか、紹介していきます。
27代目となる「ウエーブライダー27」!
ウエーブライダーはミズノのデイリートレーナーモデルとして、1997年に登場。当時からミズノランニングが大切にしている滑らかな走り心地である「スムーズネス」を体現するために、「ミズノウエーブ」というプレートを搭載しています。
今でこそ当たり前となりましたが、この仕様の先駆け的な存在となり、誰もが認めるところのクッション性、反発性、安定性のバランスのいいシューズとして世界中のランナーを支える名作として定着しました。
そして、本作で27代目となるウエーブライダー。2021年に「ウエーブライダー25」、2022年に「ウエーブライダー26」とコンスタントにリリースされてきましたが、25年という長い年月の間でさまざまな進化を遂げてきました。昨今、物価の高騰により、さまざまなモノの値上がりが行われていますが、ミズノは初心者でも気軽にランニングを楽しんでほしいという思いのもと、プライスは前作と同じ据え置き価格となっています。
続いて、ここからは「WAVE RIDER(ウエーブライダー)27」ではどこがアップデートされたのかを深掘りしていきます。
最大のアップデートポイントはアッパー構造!
最新作でこだわったのがアッパーのスムーズネス。細部までこだわり微調整を行ったことで、さらなる進化を遂げました。
ソールは前作と同様、ミズノエナジーとミズノウエーブ!
アッパーの仕様変更が行われたウエーブライダー27ですが、ソールはウエーブライダー26と同じテクノロジーである「ミズノエナジー」と「ミズノウエーブ」を搭載。ミズノが誇る技術力で安定感を生み出しています。
2つのテクノロジーに合わせてアウトソールは屈曲溝と耐久性の高いラバーを採用。こちらも過度な屈曲を抑え、スムーズな体重移動をサポート。また、前足部と踵内側には、微発泡ラバーを採用し、柔らかさと軽量性を追求しているのもポイントです。
機能性以外で注目したいのは、ミズノのサステナビリティ活動。ウエーブライダー27においてもアッパーや裏地、インソールには90%以上のリサイクル素材を使用。シューズの要となっているウエーブプレートも植物由来のPebax Rnew(R)を使うなど、地球環境にも配慮しているんです。
そんなミズノが自信を持って世に送り出すウエーブライダー27。前作のテクノロジーを生かしつつ、アッパーへのこだわりでさらなる快適な走りを提供してくれる意欲作と言えるでしょう。気になる発売日は8月25日。ブランドファンのみならず、ランニングを楽しんでいる人、これから始めたいと思っている人はぜひ手に取って、そのクオリティを体感してみてください。きっと27代目という貫禄が感じられるはずです。
撮影/編集部
【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】