イベントやメディアへの出演、新作文房具のプロモーションなどに引っ張りだこの文具ソムリエール・菅未里さん。文房具の新作からロングセラーまでを知り尽くした菅さんが、自腹を切ってまで手に入れた愛用の文房具とは?
カンペにプラスできる便利な付箋
テレビや講演など、人前に出て話をする機会が多い私ですが、昔から“緊張しい”で、会議やプレゼンではパソコンで打ち出した台本を作り、細かい内容や注意点を手書きで追記しています。
そんな私を悩ませるのが、テレビやラジオの収録です。収録当日にスタッフさんから最終稿の台本を渡されることが多く、事前に受け取った台本に手書きで書き込みをして持参しても、本番前に差し替えられてしまうのです。そのため、手書きの書き込みは現場で最終稿に書き写さなければいけません。しかし、収録当日はリハーサルや打ち合わせが立て続けに行われるため時間に余裕がなく、手書き部分をすべて書き写すことができないまま、本番にのぞむことも少なくありません。そんな状況の私を救ってくれたのが、とある付箋でした。
コクヨ
キャンパス まとめがはかどるノートふせん
大サイズ(150×100mm)330円(税込)
小サイズ(100×75mm)290円(税込)
今では私の仕事の相棒になっているコクヨの「キャンパス まとめがはかどるノートふせん」。学生ノートとしてお馴染みの「キャンパスノート」に使用されている紙で作られた付箋です。小さなキャンパスノートのような見た目をしていますね。
貼って剥がせる付箋タイプで、粘着は付箋の左端に幅9mm程度に細長くついています。一般的な付箋は、ノートや手帳などの紙面に付箋全体が収まるように貼りますが、「まとめがはかどるノートふせん」は紙面からはみ出すように貼ります。
このように貼ることで、紙面に書かれている内容にふせんが重ならないので紙面は見やすいまま。台本の内容も付箋をめくることなくしっかり読めます。
こうして元々、ノートのページがほんの少し足りない時にページを拡張してくれる便利な付箋ですが、ポイントは隅に貼るだけではありません。
もうひとつのポイントはミシン目
よく見ると付箋の左隅にミシン目が入っています。
実は、このミシン目で付箋を綺麗に折り返すことができるのです。ノートに付箋を貼って持ち運ぶシーンも多そうですが、ノートから付箋が飛び出ていない状態で持ち運べますから安心です。
ミシン目があることでぴったりと折り返すことができ、一冊のノートに付箋を何枚使ってもかさばりにくいのも、嬉しいポイントです。
折り返した付箋の裏側までしっかり使える
さすがはキャンパスシリーズです。キャンパスノートと同じ紙なので相性のいい筆記具が多く、付箋の裏表に関わらず両面をしっかり使うことができます。
私は自宅でメモ帳と同じようにこの付箋に書き込みをして、必要な時に台本などのカンペの隅に貼っています。
会議資料のカンペにも
私のように台本を使う仕事ではない人でも、会議当日に資料が差し替えになって「手書きで書き込みをしていたものが使えなくなった!」ということは多いのではないでしょうか? そんなときも会議当日、資料に「まとめがはかどるノートふせん」をプラスすることで、完璧なカンペを作ることができるのです。学生のキャンパスライフだけでなく、社会人の生活にも大活躍間違いなしですよ。