文房具
2015/11/7 10:00

【飲料水に新時代到来】ウォーターサーバー初のグッドデザイン賞「フレシャス・デュオ」がマジでスゴい!

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病院やオフィス、ジムなどによく置いてあるウォーターサーバー。大型の家電ショップなどで展示販売されていることもありますが、「契約して使うほどではないかなー」という人が多いはず。また、いままで使ったことがあったけど、「クリーニングが面倒くさい」、「電気代が高い」、「子どもがイタズラする」などの理由で使用を断念した方もいるでしょう。

 

 

しかし、洗浄メンテナンスフリーで、ランニングコストも安く、さらに子どものイタズラにも無縁という素晴らしいウォーターサーバーがあることをご存知でしょうか? その名も「フレシャス・デュオ」。評価は高く、今年ウォーターサーバーとして初の「グッドデザイン賞」を受賞。最高にスタイリッシュで、なおかつ機能性に優れるという非の打ちどころがないモデルなのです。筆者が試しに使ってみたところ大感動したので、ぜひその魅力を伝えさせていただきましょう!

 

 

世界で活躍するカリスマデザイナーによる圧倒的にお洒落なヴィジュアル

デュオ5種類

まずひと目でわかるのはデザインが秀逸ということ。担当したのは国内外で数多くのデザイン賞を受賞し、世界の複数の美術館に作品が収蔵されるなど国際的に活躍をしている安積 伸氏。“シンプルであること”をコンセプトに、水が持つ清らかな表現として”雫”をイメージしてデザインされました。

 

 

カラーは全5色のラインナップで、筆者が使ったのは「メタリックブラック」です。人気を2分するのはこれと「スカイグレー」とのことですが、女性向けの「ナチュラルピンク」、温かみのある「ミルキーベージュ」など、5つも選べるのは嬉しいですよね。

 

 

コストや使いやすさにも寄り添った完璧なデザイン

ウォーターサーバーのデザインや機能は、ほかの家電に比べるとそれほど日進月歩での進化してはきませんでした。これには様々な理由が考えられます。たとえば、サーバーの製造元の多くは家電メーカーではなく水の販売元であるため、機械づくりが得意ではないから。また、冷蔵庫や洗濯機のような必需品ではなく普及率も高くないので、大手家電メーカーが積極的に商品開発をしていないというのも挙げられます。

 

 

とはいえ、2010年代前半あたりから少しずつデザイン性を追求したモデルが登場。黒いカラーリングだったり、フォーセット(蛇口の部分)が手動のコックではなく、ボタンのオン/オフで水を抽出するタイプだったり。また機能でも、夜中は電源がオフになるエコな仕様が実装されたりしました。

 

 

そこにきてこの「フレシャス・デュオ」は、無駄のないスタイリッシュさがありながら、優しさや柔らかさを兼ね備えた普遍的なフォルムが印象的。さらにボタンによるスマートな給水やエコ機能はもちろん、“かゆいところに手が届く”、使いやすさも随所に散りばめられています。そのディテールを、写真とともにいくつか紹介していきましょう。

 

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↑昔のモデルと比較すると、実は格段に給水しやすくなっています。その秘密は給水口の位置にあり。従来のものより9cm高くすることで、足腰への負担がかかりづらくなっているのです

 

 

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↑給水はスイッチタイプで、サーバーの上部に配置。昔のサーバーの給水口は、コック付のフォーセットというのがほとんどでした。イタズラ盛りの子どもの手が届く範囲にあり、トラブルも多かったようですが、上部にあることでイタズラされにくくなっています

 

 

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↑間隔をスッキリと、そして斜めに配置することで、大人が立った状態で押しやすい設計になっています。そしてお湯は「UNLOCK」ボタンでブロック。火傷に対する安全性が高められています

 

 

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↑水は、よくありがちな大型のガロンタンク(多くが水色の硬質なボトルで約12リットル)ではなく、破れにくい無菌エアレスパックに入っています。サーバー上部のバスケットに入れてフタをするクローズドタイプなので、見た目はスッキリとなり衛生的にも安心。パックは7.2リットルで重すぎず、ゴミとして捨てられるので楽というのもうれしいですね

 

 

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↑電気代が安いのも魅力。昔は月額約1000円かかるというのがネックでした。でも「フレシャス・デュオ」には自動節電の「SLEEP機能」、温水と冷水のタンクを分離・隔離する「デュアルタンク」、そしてワンタッチで設定できる「エコモード」の3つにより、約330円にまで抑えられているのです

 

 

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↑電気代と並び、昔のサーバーのランニングコスト的なネックといえば、洗浄のための定期メンテナンス。一回約5000円~1万円を支払い、専門スタッフの訪問により機械を交換するというのが一般的でした。しかし、「フレシャス・デュオ」には外気の侵入がほぼ皆無な「エアレス構造」と、フレッシュボタンによるクリーニング機能により洗浄メンテナンスもフリーなのです

 

 

あああ
↑温水・冷水の給水口をひとつにし、トレイもワイド化したことで十分なスペースを確保。これまで間口が狭くて入らなかったフライパンや、置くことができなかった鍋などもストレスなく使えるように。ちなみに既存のモデルの多くは、写真のように鍋を手放しで置けません

 

 

 

気配を消して意識に溶け込む。デザイナーが語る引き算の美学

安積氏
↑安積 伸氏。ロンドンを拠点に、国際的に活躍するプロダクト・デザイナー。FX国際インテリアデザイン賞2000「プロダクトオブザイヤー」をはじめ、グッドデザイン賞、100%ブループリントデザイン賞など国内外で数多くの賞を受賞。また、「LEM」スツールがビクトリア&アルバート美術館(英)のパーマネントコレクションに選ばれるなど、各地の美術館に作品が収蔵されています

 

今回、「フレシャス・デュオ」を手掛けたデザイナー・安積氏へインタビューする機会に恵まれました。製作者としての想いなどを紹介していきましょう。まずはデザインについて、革命的ともいえる斬新なウォーターサーバーが誕生した背景とは?

 

 

「これまでは、それほど生活者に寄り添って作られていなかったんです。使いにくさなど、業界で慣習的になっていた問題点をひとつずつ挙げ、解消していきました。たくさんあった私からの要望を快く受け止めてくれた、メーカーさんの懐の広さもよいプロダクトの追い風になったと思います」(安積氏)

 

「使いづらいけど、これは仕方ないもの」とされ、意識されてこなかった改善点は想像以上に多かったそう。とはいえ、ほぼ制限なくデザインできたおかげで、美しさと機能性が無理なく両立し、理想的な完成度に仕上がったとか。そのなかで、特に気に入っている部分はどこなのでしょうか?

 

「難しいですね(笑)。すべて気に入ってるんですが、依頼主であるメーカーさんと私の双方のイメージが合致できたのはよかったです。コンセプトが『シンプル』だったのですが、『シンプル』って抽象的なためにあいまいになりがちなんですね。『どういうシンプリシティですか?』と擦り合わせる方向でシンプルへの共通認識ができ、結果的に空間に溶け込むような“気配を消す”デザインに仕上がったと思います」(安積氏)

 

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↑5色目として新たに追加された「ペールブルー」。TV、雑誌をはじめ多くのプロダクトで活躍するインテリアスタイリスト・窪川勝哉氏とのコラボレーションで誕生しました

 

シンプルさを極端に追求すると、そぎ落とされすぎて使い勝手が悪くなってしまいがち。使う人を拒絶することのない優しい機能性がありながら、主張せずに意識のなかに入り込むデザイン。「フレシャス・デュオ」がどこかなじみやすいのには、認知心理学も応用されているそうで、このフィット感は「アフォーダンス」とも呼ばれるそうです。

 

 

ウォーターサーバー界を担うスタンダードになる予感

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↑水は2タイプからチョイス。「フレシャス富士(7.2L/1167円/500mlあたり81円)」と、「フレシャス木曽7.2L/1183円/500mlあたり82円)」から選べます

 

最後に、利用する方へ向けたメッセージを伺いました。

 

「カラーは『メタリックブラック』と『スカイグレー』に人気があるらしいんですね。このふたつは普遍性がありつつ、でも特に『メタリックブラック』は男性的な要素が強いと思います。ウォーターサーバーを利用するのって、女性のほうが比較的多いと思うんですが、『メタリックブラック』が好まれているというのは嬉しいですね。とはいえ5色から選べるので、部屋の雰囲気や好みに合わせて気に入ったものを使ってほしいです」(安積氏)

 

いままでのウォーターサーバーの概念を覆す美しさがありながら、結果的にはこれこそが本来あるべき姿だったのでは? 筆者が抱いていた「フレシャス・デュオ」に対するこの印象は、安積氏の話を聞いて確信になりました。「グッドデザイン賞」に輝いたという実績もさることながら、業界に一石を投じたといえるこの一台は、これからのウォーターサーバー界を担うネクストスタンダードになると思います。オフィシャルサイトをはじめ、詳しい情報はほかにも紹介されているので、気になった方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか!

 

フレシャス・デュオ

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