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日本では以前から「片付け術」や「断捨離」に人気があり、必要最低限の物しか所持しない「ミニマリズム」が注目されています。ネパールに住む日本人の著者がそんな視点でネパールを観察したら、何が見えるでしょうか?

ミキサーは、現代の日本で必ずしも生活必需品とはいえませんが、ネパールでは急速に普及している家電です。ネパール料理にはスパイスが不可欠で、スパイス作りの道具はこれまで石の台の「シロウタ」が主流でしたが、今日ではそれがミキサーに変わりつつあります。ネパールでミキサーはどのように役立っており、どこの国の物が使われているのでしょうか?

現在、ネパールでは日本語学習が大流行しています。街中では「STUDY IN JAPAN 」という看板があちこちに掲げられ、「はじめまして」と挨拶する若者によく出会うようになりました。この背景にあるのは「40万人の外国人留学生受け入れ」を掲げた日本の政策。海外に働き先を求めるネパールの若者にとって、この方針は渡りに船といえるのです。