コンビニに並ぶ種類豊富なスイーツ。定番の洋菓子・和菓子に加えて、世界各国のご当地メニューが陳列されることもあります。たとえばマリトッツォのように市民権を獲得したものがあれば、「これはどんなスイーツだろう」と手に取りたくなる珍しい商品も少なくありません。そこで今回は、セブン-イレブンで2月22日から販売が始まった「カスクート あんことバター」(291円/税込)をセレクトしてみました。
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●「カスクート あんことバター」(セブン-イレブン)
そもそも「カスクート」とは、バゲットなどハードな歯ごたえのパンで作ったフランス発祥のサンドイッチのこと。カスクートがセブン-イレブンに登場するのは今回が初めてではなく、これまでに「ロースハム&クリームチーズ」や「ベーコン&クリームチーズ」といったメニューを販売してきた経緯があります。あんことバターを組み合わせた今回のカスクートがどのような味わいを放つのか、さっそくチェックしていきましょう。
全粒粉入りのバゲット生地もさることながら、真っ先に目を引き寄せられるのがカットバター。生地からこぼれ落ちないよう注意しながらガブっとかじりついたところ、まずは全粒粉のこうばしい香りをまとったバゲットの味わいが駆け抜けていきました。ハードな歯ごたえを感じさせつつ、パンならではのふわっとした口あたりもGOODです。
バゲットの味わいが広がったのも束の間、すぐさま口の中を覆い尽くしたのはバターの塩味。カットされているとはいえ1枚1枚に厚みがあるため、ビジュアルに負けじと濃厚な風味も存在感を主張してきます。
一方でバターの塩味をクドく感じさせないのは、生地にたっぷり盛りつけられたあんこのおかげ。バターからあふれ出たコクを中和するまろやかな甘みが特徴で、バゲット・バター・あんこが一体となってやさしい後味を残すことに。ひとつの味わいがずっと誇張してくるのではなく、お互いに持ち味を引き立て合うバランスの良さに驚かされました。
ネット上でも「ハード系サンドだから噛みごたえがあって満足感がすごい!」「カスクート生地とあんこ&バターの組み合わせが最強すぎる」といった反響が続出している同商品。3つの素材が重なることで生まれる味わいを、じっくり堪能してみてくださいね。
※価格はライター購入時のテイクアウト価格です。
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