寒天やフルーツなど、色とりどりの素材で見た目も楽しい“あんみつ”。和菓子の定番メニューであり、しょっちゅうではなくてもふと食べたくなる魅力を放っていますよね。そこで今回は、セブン-イレブンで販売されている「フルーツ白玉あんみつ」(367円/税込)に注目。その味わいを確かめるべく、さっそく購入してみました。
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●「フルーツ白玉あんみつ」(セブン-イレブン)
長い歴史を持つあんみつは、明治27年創業の人気店「銀座若松」がはじまり。まだ甘いものがごちそうだった時代に常連客から「もっと甘いものが食べたい」という要望があり、昭和5年に2代目社長の考案によって誕生しました。みつ豆にこしあんと黒蜜を合わせたあんみつは評判を呼び、その人気は全国へと拡大。旅先で甘味処を見つけて注文したことがある人も多いのでは?
「フルーツ白玉あんみつ」を開封すると、寒天と赤えんどう、こしあんや黄桃シラップ(シロップ)づけなどの具材、小袋に入った「みつ」に分かれていました。さっそく1つに重ねて黄桃からいただくと、シロップの甘みと桃本来の風味がじゅわっ。続いて口に運んださくらんぼは甘みに加えてかすかに感じる酸味や、ほどよい硬さを残した歯ごたえが特徴です。
次に狙いを定めたこしあんは、甘みもさることながら繊細でなめらかな舌ざわりにびっくり。その隣に並んだ白玉ももちもち感が強調されていて、とろけるように崩れていく食感に驚かされます。そのやわらかさは想像以上で、スプーンですくい上げた段階からかたちが変わるほど。
たっぷりかけたみつは、思いのほかやさしい香り。黒蜜ということで苦味が前に出すぎないか身構えていましたが、各素材にふわっと甘みを添えている印象を受けます。そんな黒蜜に浸かった寒天はコクをまとっていて、噛むごとに黒糖蜜の風味が広がることに。赤えんどうはコリっとした食感が心地良いだけでなく、黒蜜に重なるえんどう特有の味わいも魅力的です。
同商品を購入した人からは喜びの声が相次ぎ、「シンプルなのにそれぞれの素材が持ち味を発揮していておいしい」「黒蜜のおかげで全体的に深みを増した味わいになってる」といった声が続出。和を感じる定番スイーツ・あんみつの魅力に、あなたも触れてみませんか?
※価格はライター購入時のテイクアウト価格です。
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