お笑いトリオ・森三中の3人が、6月17日に自身のYouTubeチャンネル「森三中ube」を更新。長ネギを使ってリボベジに挑戦する様子を公開しました。村上知子さんの言う「今流行りの“リボベジ”」とはいったい何なのか? 大自然の中でおこなった畑仕事を詳しく見ていきましょう。
●いつもは捨てている部分が復活!?
注目を集めたのは「森三中が大自然で長ネギの再生栽培(リボベジ)やってみた!」と題された動画です。村上さんが所有する山小屋にある畑で、村上さんと大島美幸さんの子どもも参加。調理に使って捨てる部分だけになった長ネギを植えて、育ったらみんなで食べようという計画です。
今回挑戦するリボベジとは、リボーン(reborn)ベジタブル(vegetable)の略で「再生野菜」という意味。普段は捨ててしまう野菜の芽、根、茎の部分を育てて、もう一度収穫することです。動画内では長ネギで挑戦していますが、ニンジン、キャベツ、ブロッコリー、大根など、スーパーでよく見かける野菜でできるのが魅力。土耕栽培だけでなく、水と容器を用意すれば水耕栽培でも始められます。
まずは畑を耕します。硬くなった土を耕すのはかなり力がいるようですが、子どもたちも一緒に作業をお手伝い。土が柔らかくなったら、続いて肥料を混ぜていきます。
使うのは生ゴミや籾殻を混ぜて作ったという自家製の堆肥で、村上さんはコンポストで畑の肥料を作っているそう。ちなみにコンポストとは家庭から出る生ゴミや落ち葉などの有機物を使い、微生物の働きを活用して発酵・分解させて堆肥を作ることです。
いよいよ長ネギを植える作業へ。長ネギはちょっと頭が見えるくらい土から出して植えていきます。子ども達は「植えたい!」と黒沢かずこさんと一緒に夢中で作業していました。リボベジは必ず成功するわけではなく、育たずに枯れてしまう可能性も。最後に水をかけたら、無事に成長するのを願います。
動画を見た視聴者からは「子供も交えて土を触って育てて頂くことで、食や作り手に対する感謝が学べてとてもステキだと思います」「お得なだけじゃなくて環境にもいいですね」と好評の声が上がっていました。数日後には芽が生えてきたようですが、今後の成長記録も楽しみに待ちたいですね。