手品か!? 驚きの細軸にリフィルが詰まった多機能ペンはビジネスマン必携

ink_pen 2019/3/11
  • X
  • Facebook
  • LINE
手品か!? 驚きの細軸にリフィルが詰まった多機能ペンはビジネスマン必携
きだてたく
きだてたく
きだてたく

1973年京都生まれ、東京都内在住。フリーライター/デザイナー。 小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の子がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文房具を持ち込んで自慢すればいい」という結論に辿り着き、そのまま数十年、何一つ変わることなく現在に至る。自称世界一の色物文具コレクション(3000点以上)に囲まれながらニヤニヤと笑って暮らす日々。ウェブサイト「デイリーポータルZ」では火曜担当ライターとして活躍中。

消しゴムまでリストラできる多機能ペン「モノグラフマルチ」

もう一本、省スペース化が望める多機能ペンとしておすすめなのが、トンボ鉛筆の「モノグラフマルチ」だ。

 

こちらは昨年春の発売直後にもこの連載で紹介したことがあるので、もしかしたら「もう使っているぜ」という方がいるかもしれない。

↑トンボ鉛筆「モノグラフマルチ」648円(税込)
↑トンボ鉛筆「モノグラフマルチ」648円(税込)

 

このモノグラフマルチのなにが省スペースかというと、機能が油性の黒・赤+シャープペンシルに、さらにロングタイプの消しゴムが付いた2+1+1多機能ペンなのである。

 

シャープペンシルを使う場合はどうしてもペンケースに消しゴムを合わせてパッケージングする必要があるが、モノグラフマルチならその消しゴムのスペースまで空く、ということになる。特に小容量かつ消しゴムが収納しにくいロールペンケースなんかだと、非常に効果的だ。

↑かなり容量ギリギリなペンケースも……

 

↑ここまでスッキリ!
↑ここまでスッキリ!

 

ポイントとなる消しゴムは、軸後端を回すとにょろっと出てくる繰り出し式。シャープペンシル後端の消しゴムなんて、基本的には粒みたいなオマケ要素でしかないが、モノグラフマルチの消しゴムは長さ26mmとたっぷりの実用サイズ。しかも別売りで消しゴムだけ購入できる(3本108円)ので、躊躇なく消すことができる。

 

なによりMONOを名乗っているだけあって、ピンポイント消しがしやすい硬めのゴムは消字力も確かなものだ。充分にいつもの四角い消しゴムの代役は務まる……というかむしろ積極的に代えていいレベルだ。

↑機能の選択はグリップを回すロータリー式。さらに後端のダイヤルを回すとロング消しゴムが出てくる
↑機能の選択はグリップを回すロータリー式。さらに後端のダイヤルを回すとロング消しゴムが出てくる

 

↑ボールペンはかなりスルスルとなめらかな書き心地
↑ボールペンはかなりスルスルとなめらかな書き心地

 

黒・赤ボールペンはトンボ鉛筆の低粘度油性インク「エアータッチインク」を搭載した0.5mmボール。かなりなめらかでスルッと軽い書き味は、いかにも低粘度油性といった感じ。

 

ただしロング消しゴムが後端にある分だけ重量バランスはリアヘビーなので、なめらかさを活かしてスピード感のある筆記がしたい、という用途には向かないかもしれない。

 

Related Articles

関連記事

もっと知りたい!に応える記事
Special Tie-up

注目記事

作り手のモノ語りをGetNavi流で