紙が切れる!楽に動かせる!目が見える!? 2019年式高機能定規がどれも買い

ink_pen 2019/6/24
  • X
  • Facebook
  • LINE
紙が切れる!楽に動かせる!目が見える!? 2019年式高機能定規がどれも買い
きだてたく
きだてたく
きだてたく

1973年京都生まれ、東京都内在住。フリーライター/デザイナー。 小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の子がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文房具を持ち込んで自慢すればいい」という結論に辿り着き、そのまま数十年、何一つ変わることなく現在に至る。自称世界一の色物文具コレクション(3000点以上)に囲まれながらニヤニヤと笑って暮らす日々。ウェブサイト「デイリーポータルZ」では火曜担当ライターとして活躍中。

メガネなしでもよく見える(?)“ピンホール定規”

線を引いたり長さを測ったりするのが便利、というのが定規の本道だろう。しかし、全く別の方面で便利な機能を搭載したのが、サンスター文具の「メガミエ」だ。

↑サンスター文具「メガミエ」300円(税抜き)
↑サンスター文具「メガミエ」300円(税抜き)

 

日常的には裸眼だけど、たまによく見たい場合だけメガネ使うかなー、という人、いるだろう。ところが、たまたま必要な時にメガネを忘れて大弱り。目を細めてなんとか見ようとするけど、よく見えない……。

 

そこで「メガミエ」を目に当てると、おお、よく見える!

↑かなりマヌケな絵面だが、メガネがなくてもそれなりに見える。使用時は、色の付いた側を目に当てた方が見やすい
↑かなりマヌケな絵面だが、メガネがなくてもそれなりに見える。使用時は、色の付いた側を目に当てた方が見やすい

 

↑メガミエなし(左)とあり(右)。これぐらい見え方が違う
↑メガミエなし(左)とあり(右)。これぐらい見え方が違う

 

「メガミエ」は板面に細かな穴がびっしり開いており、目に当てるとピンホール効果(狭い穴を通して光が入ることで、網膜のピントが合いやすくなる)によって、近視の人でもメガネなしでよく見えるようになるのである。

↑明るい場所では、光量を絞るために小さな穴の方を使う
↑明るい場所では、光量を絞るために小さな穴の方を使う

 

何を言っているのかよく分からないと思うが、紹介するこちらも「なんでそんな機能をつけた?」と言いたい。

 

悪ふざけでやってるのかとも思ったが、通常時用(大)と、明るい場所/プロジェクター・モニターなど発光画像を見る際に使う用(小)で、わざわざ口径の違う穴を2種類使い分けられるようになっているところをみると、どうも本気らしい。

 

実際、小さい方の穴を使うと、プロジェクターの画面を見るのにもピントが合わせやすく感じられた……うーん、やっぱり本気で作ってるのかな。

Related Articles

関連記事

もっと知りたい!に応える記事
Special Tie-up

注目記事

作り手のモノ語りをGetNavi流で