「レゴの観葉植物」を部屋に置いたらとても良かった。季節の移ろいは感じにくいけど、時間の流れは感じる【愛用品コラム84】

ink_pen 2021/9/19
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「レゴの観葉植物」を部屋に置いたらとても良かった。季節の移ろいは感じにくいけど、時間の流れは感じる【愛用品コラム84】
山田佑樹
やまだゆうき
山田佑樹

金がかかる40オトコの趣味、カメラ/クルマ/オーディオ/時計を幅広く網羅する。興味があるのは「その製品を使うと人生がどのように変わるのか?」。スペックや機能だけでなく、生活するうえでどう良くなるのかを追求した記事作りを行う。

本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。

 

【#愛用品 コラム84:レゴ「ストレリチア」】

●起

今年、インスタをリブートして最初に投稿したのが「お花のサブスク」だった。コロナ生活になって、季節の移り変わりを感じにくくなった。そんなときにお花があると、日常の変化に気づけるきっかけになってくれるのでは?という内容だった。あれから8か月が経って、花のある生活は続いている。が、サブスクは一旦止めて、近所にあるいつもお世話になっている生花店で購入することが多い。

 

●承

そんなときにレゴから発売されたのが、このストレリチアだ。ボタニカルコレクションと呼ばれるシリーズに属しており、ブーケや盆栽などの商品がラインナップ。本作はその最新作だ。ストレリチアは観葉植物の一種で、「極楽鳥花」とも呼ばれている。リアルな植物ではなく、レゴの植物を日常に採り入れるとどうなるかを試してみたくて購入した。

 

●転

果たしてどうだったかというと、まず、レゴなので自分で作るなかで愛着が芽生えてくる。それは、実際の花や植物を育てるのとはまた違うものだけど、説明書を見ながら一心不乱に組み立てていく工程は、自分を無にできる充実した時間が流れていた。

 

完成して部屋に並べると、やはり緑のある生活はいい。我が家のリビングには緑色のものがほぼない。生花でなくても、グリーンがあるだけで部屋の映え方はガラリと変わる。

 

●結

では、生活を続けるとどうなったか。水やりをしたり、陽の当たる場所に移動させたりする必要がないので、正直、存在を忘れてしまいがちだ。ただ、仕事が捗らず部屋をウロウロしているとたまに目に飛び込んで、ホコリが溜まっていることに気づく。ホコリを落とすときに、少しずつ日常の何かが堆積しているのを感じられる。

 

生花とは違って季節の移り変わりを体感できるわけではないが、時間は流れている感触は得られる。「前回ホコリを掃除したのはいつだっけ?」と思い返して、過ぎ去った時間の多さに衝撃を受ける。これはこれまでなかった体験であり、本製品だから感じられるポイント。採り入れて良かったと思っている。

 

GetNavi web編集長・山田佑樹の「愛用品コラム」はInstagramでも展開中。週3回公開しています。

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