乗り物
2016/2/16 13:32

【短動画でわかる】GLCとメルセデス・ベンツ コネクション ネクストドアの本気度。

2月9日、メルセデス コネクション東京にて新型SUV「メルセデス・ベンツ GLC」の発表会が行われました。そして、本製品と同時にお披露目になった、イベント型ブランド体験施設「メルセデス・ベンツ コネクション ネクストドア」、コレがスゴい! メルセデスの本気っぷりの一端が垣間見れる充実の空間になっています。本記事では、主に動画を使いながらこの2つについて解説していきましょう。

 

GLKの後継、GLCはCクラスベースのGLという意味

メルセデス・ベンツは2016年を“SUVイヤー”と名付け、10車種以上のモデルを市場投入する予定です。その第1弾として登場したGLCは、2008年に誕生したGLKの後継モデル。メルセデスのSUVを示すGLと、ベースモデルとなるC(Cクラス)を合わせたものに変更されています。GLCの登場によってCクラスは、セダン/クーペ/ステーションワゴンにSUVを加え、最強の布陣となりました。

 

GLCは2ℓの直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載。先代モデルのGLKからは大幅なダウンサイジングとなりますが、211PSの最高出力と35.7kg-mの最大トルクを発生させ、余裕の動力性能と高い環境性能を発揮します。最新の9速ATと、定評のあるフルタイム4WDシステム「4MATIC」を組み合わせることで、高い走破性を実現。スタイルは都会的なフォルムへと刷新され、アーバンテイストを高めることに成功しています。

 

また、6つのミリ波レーダーやステレオマルチパーパスカメラなどを駆使することで、360度を完璧にモニタリング。ステアリング、アクセル、ブレーキを制御することで高い安全性を確保します。セグメント唯一の部分自動運転SUVを採用。同モデルは日本の道路事情に合わせた右ハンドル仕様となり、LEDインテリジェントライトシステムやアクティブパーキングアシストを標準装備することで、快適なドライブを約束してくれます。

 

販売価格は628万円~745万円(消費税込)。年内にはPHVモデルをリリースし、2017年にはクリーンディーゼルを導入する予定で、動力源のラインナップも最強布陣といえるでしょう。

 

メルセデスの走破性を存分に体感できる3つのアトラクション!

発表会当日は、メルセデス・ベンツ コネクションに隣接するスペースにオープンした、イベント型ブランド体験施設「メルセデス・ベンツ コネクション ネクストドア」のお披露目も行われました。「メルセデス・ベンツ コネクション」自体は同社のブランド情報発信拠点として東京と大阪の2拠点で累計450万人を集客。「ネクストドア」は六本木の「コネクション」内に設置され、屋外のイベントスペースとコンテナハウスを用いたゲストラウンジで構成され、期間ごとにテーマを変えてイベントを開催します。

 

その第1弾として企画された「SUV EXPERIENCE」は、3つの本格的なオフロードコースを設置。

 

まずは岩山をイメージした「CRPSS HILL」、

続いて、岩場を再現した「BALANCE MOGUL」、

最後に、最高地点9m、最大傾斜45度の「MOUNTAIN CLIMB」。

同社のSUVが持つ力強い走破性、安全性を体験することができる、これらのアトラクションは2016年5月初旬までの開催を予定しています。参加費は無料。

 

 

スポーツ界へのサポートを続けるメルセデス・ベンツ

また、会場ではメルセデス・ベンツが大きな活動として取り組んでいる「スポーツスポンサーシップ」の新体制についても発表され、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の松森彩夏プロ、森 美穂プロが会場に登場。さらに、同社がサポートカーを提供する地域密着型プロサイクリングチーム「CIEL BLUE KANOYA」も登場し、契約アスリートの上野みなみ選手、塚越さくら選手が2020年に開催される東京オリンピックへの抱負を語ってくれました。2016年からはサポートカーであるCLAシューティングブレークに加え、実用性に優れたVクラスを追加することでチーム体制がより強化するとのことです。