日産のリーフはモデル末期にも関わらず、このタイミングで販売が上向いている一台です。本記事では改めて同車の魅力を紐解いていきましょう。
累計販売20万台を達成!
初期の走行距離の少なさから一変! いまは280kmまでスペックアップ
「電気自動車の新しいカタチ」としてヒットしているノート e-POWERの爆発的ヒットにより、リーフにもある変化が起きています。ノート e-POWERのヒットの要因のひとつとして、“ひと踏み惚れ”と呼ぶリニアで力強い加速があるのですが、実はそれを生み出すモーターはリーフのものと同じ。つまり、加速フィールは同様に優れているのです。そこでリーフの価値が見直され、再び目を向ける人が増えているというのです。
ケースとして多いのは、ノート e-POWERをめがけてディーラーにやってくるお客さんがリーフにも興味を持つパターン。ノート e-POWERの実車を見たり、試乗をしたりしたところで、リーフも気になるというパターンがあるそう。リーフは充電設備が必要になるので、ハードルが高く購入まで至らない場合もありますが、ノート e-POWERの好影響が出ています。
今回試乗したのは、昨年秋にリーフの世界累計販売20万台達成を記念して発売された特別仕様車。魅力的なアイテムを標準装備としたお買い得感の高いモデルです。
2010年末の登場から改良を重ねてきたリーフは、バッテリー容量の大きな仕様が追加されるなどして航続距離も増しています。30kWhバッテリー搭載モデルなら一充電走行距離280km(JC08モード)を実現。その恩恵は実際に使ってみても明らか。当初のイメージとは異なり、安心してドライブできることをお伝えしておきます。
【リーフの見所01~シート~】
オプションで選ぶと22万6800円
上級セダンなどから乗り替えても満足できる高級感のある本革シート。特別仕様車の「G」に標準装備。
【リーフの見所02~オーディオ~】
Boseの7スピーカーシステムを搭載
静粛性の高いEVの特性を生かした専用品。ウーハーにはアコースティック・ウェイブガイド技術を採用。
【リーフの見所03~タイヤ&ホイール~】
17インチアルミホイールを装備
特別仕様車ではグレードを問わず標準装備となるので高いお買い得感が。タイヤサイズは215/50R17と標準的。
【リーフの見所04~ライト~】
ヘッドランプがやさしい
消費電力が少なく、見た目にも先進的。薄暮れを感知して早めに点灯する「おもいやりライト」機能が付きます。