Q2はアウディ最新のSUVにして、Qシリーズの末弟に位置付けられるモデル。サイズ的には日本でも手ごろな欧州Cセグメント級で、車高が立体駐車場に収まる水準に抑えられているのも魅力のひとつ。
駆動はFFのみですが、エンジンは1L3気筒ターボと、気筒休止機構を備えた1・4L4気筒ターボから選ぶことができます。
今回試乗したのは後者でしたが、その走りはアウディのコンパクトSUVにふさわしい軽快感が印象的。カッチリした骨格と、適度に引き締まった足回りの組み合わせとあって、積極的に操ればスポーティな感覚も楽しめます。1・4Lになると価格は少々高めですが、上質かつ個性的SUVの選択肢として有力な一台であることは保証します。
アウディらしさを凝縮した最新SUV
【注目ポイント01】小さくても内装は十分にプレミアム
室内は最新世代のアウディに共通する、シンプルかつ上質感が漂う仕立て。地図をはじめとする多彩な表示機能が魅力のメーター、バーチャルコックピットも選べます。
【注目ポイント02】SUVとしての実用性も高水準
ボディこそコンパクトですが、実用性はハイレベル。荷室容量は通常時でも405L、後席を完全に畳めば最大で1050Lまで拡大。床面の高さも2段階に調整できます。
【注目ポイント03】リアピラーでも独自性をアピール
内外装にはポリゴンをモチーフとした造形を採用するQ2ですが、リアピラーのカラーリングでも個性を主張します。ボディ同色、シルバー、チタンの3色から選べます。