乗り物
2015/5/27 8:00

Siriの能力を最大限に引き出す、FMトランスミッター”LBR-BTC1とは

 

現在、多くのクルマでカーナビが普及していますが、FMトランスミッターはその手軽さと汎用性の高さからいまもなお根強い人気があります。その理由はiPhoneなどに入っている音楽をカーラジオに飛ばして楽しめるという便利さ。今回、そんなFMトランスミッターにひと捻り加えて機能を高めたLibra「LBR-BTC1」が登場しました。

 

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Libra「LBR-BTC1」(シガーソケット装着時)
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↑本体の操作部は5段階で角度の固定が可能。クルマを選ばず合わせやすい

 

一般的なFMトランスミッターは、接続した音楽プレーヤーを再生することを目的にしているため、備えている端子はプレーヤーを接続するためのものぐらい。あったとしても電源をキープするためのUSB端子を備えているのがせいぜい、といったところでしょう。しかし、LibraのLBR-BTC1は、iPhoneとの接続をBluetoothで行い、音楽再生だけでなくハンズフリー通話にまで対応する多機能さがウリ! そのため、iPhoneとの接続をワイヤレスで行え、iPhoneはカバンやポケットに入れたままで使えるのです。注目はiPhoneならではの「Siri」にまで対応していること。ご存知のようにSiriは多彩なコマンドに対応する音声認識システムで、その優れた対応力は広く知られているところ。本機はその操作をBluetoothを経由して行えるのです。

 

本体を挿して、iPhoneでBT接続するだけで設定完了!

設定は、まずカーラジオの周波数を選ぶことから始めます。設定周波数は0.2MHzステップごとに88.1/88.3/88.5/88.7/88.9MHzの5つ。周波数設定が終わるとその時点からカーラジオのスピーカーからFM電波に変換されたビープ音が聞こえてくるようになります。選んだ周波数はあらかじめカーラジオでプリセットしておくと便利でしょう。

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↑本体下に88.1/88.3/88.5/88.7/88.9MHzの表示がありわかりやすい

 

次に Bluetoothを設定します。「ワイヤレスで接続」は一見ハードルが高そうに思えますが、実は拍子抜けするほど簡単に行えます。本機をシガーソケットに差し込むと操作部の上の部分が青と赤で交互に点滅するので、この間にiPhone側で「設定」→「Bluetooth」を選ぶと画面上に本機の型番LBR-BTC1が表示されます。これを選択するだけで接続が終了。本当にそれだけです。

 

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↑本体をシガーソケットに差し込むと、本体上部が点滅

 

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↑「自分のデバイス」に出てきたLBR-BTC1の表示をタップするだけでOKと、とても簡単!

 

予想以上にクリアな音質に驚き!

設定を終え、まずはiPhone内の音楽を再生してみます。ここで注意すべきはiPhone側のボリューム。Bluetooth接続ではiPhone側のボリュームが生きているので、ここのレベルが低いとカーラジオ側での音量が小さく再生されてしまいます。本機ではiPhone側のボリュームも調整できるので、カーラジオを通常聞くレベルにした上で設定するといいでしょう。

 

再生音は予想以上にクリアに聞こえました。FMトランスミッターは受信時のジュルジュルとしたノイズが伴いがちですが、本機はこのノイズが思ったよりも少ないのです。ただ、テストで試したのはVWゴルフとダイハツ・ムーブ。ミニバンのように車体が大きめでアンテナが後方にある場合はノイズが増える可能性はあります。

 

音楽の再生は中央のボタンを押すことでスタート。左右のボタンでトラックサーチが行えます。長押しすれば楽曲の早送り/早戻しも可能です。停止させる時は再び中央のボタンを押せばいい操作時の反応も良好で、使っていてストレスはまったく感じないと言って良いでしょう。

 

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↑操作中の様子。ボタンが大きいので成人男性の指でも押しやすい

 

Siriでは特にナビゲート機能が秀逸!

続いて注目の「Siri」を使ってみます。これが実に楽しい! 操作部の手前にマイクを内蔵し、iPhoneで操作するのと同様、「Siri」ボタン(「-」ボタンと兼用)を長押しするとアラートと同時に認識モードに切り替わります。ここで必要なコマンドを入力すればよいのです。

 

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「今日の天気は?」から「近くにオススメのレストランを探して?」といった一般的な質問はもちろん、「おみくじ」とか「サイコロ振って」といったコマンドにも対応。さらに便利だと思ったのは目的地を指定すると、そのままルート案内を開始してくれることです。iPhoneをダッシュボード上においたまま、「○○まで案内して」と入力すれば、現在時刻からのルートガイドを自動的にスタートしてくれます。下にある動画は、LBR-BTC1が天気予報に答えたり、目的地までナビゲートしてくれる様子です。

 

 

 

 

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また、右側の「+」ボタンを長押しすると、電話のリダイヤルボタンとなり、直前にかけた相手へ再度発信することが可能。操作部横にあるUSB端子からの給電も1.5Aと十分です。これなら長時間使用にも十分耐えられそう。そんな本機ですが、弱点を強いて言えばボリュームレベルが低めだったこと。iPhone側のレベルを最大にしないと他のオーディオと同じレベルになりませんでした。

 

とはいえ、音楽を聴いたり、ハンズフリー通話で会話を楽しんだり、さらにはカーナビゲーション機能まですべてに応えてくれる。操作部の角度も変えられるので、幅広い車種のシガーソケットに対応できるのもいい。アマゾンでの価格は3150円(5/25現在)とかなりのお手軽さ。従来のFMトランスミッターにはない魅力が詰まった1台です!

 

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