使い勝手の良さ。先進安全性能。そして、軽量高剛性
タントの大きなセールスポイントである車内ユーティリティでは、運転席のシートを最大540mm前後スライド可能とした世界初の「運転席ロングスライドシート」を新採用しています。助手席シートの380mmロングスライド、ピラーインドアのミラクルオープンドアと合わせ、歩道のある助手席側から運転席までアクセスできる「ミラクルウォークスルーパッケージ」を実現。
新型タントでは先代モデルで採用した衝突回避支援システム「スマートアシストIII」の「世界最小ステレオカメラ」を継続搭載しつつ、さらに機能を強化。コーナーセンサーの情報も制御になりました。
いままで装備していた「衝突回避支援ブレーキ」、「車線逸脱警報機能」、「先行車発進お知らせ機能」、「オートハイビーム」などに加え、車両が走行中の車線からはみ出しそうになった場合に、車線内に戻るようステアリング操作をアシストする「車線逸脱抑制制御機能」を新たに採用。また、全車で標準装備する「フルLEDヘッドライト」に、ハイビーム状態で走行中に対向車を検知すると、対向車に当たる部分を自動的に消灯する「ADB(アダプティブドライビングビーム)」を軽自動車として初搭載。
エンジンは従来と同じ「KF」型の直列3気筒DOHC 0.66Lの自然吸気とターボをラインナップしますが、新たに日本初となる複数回点火(マルチスパーク)を採用し、基本特性を磨き上げ、燃焼効率を向上。自然吸気エンジン搭載車では軽自動車ではじめて「平成30年基準排出ガス75%低減レベル」を達成し、さらに軽自動車ユーザーが多用する低速域でのトルク特性を強化しています。
ミラクルウォークスルーパッケージによる「使い勝手の良さ」、次世代スマートアシストにより進化した「先進・安全技術」、新開発のプロットフォームで実現した「高い基本性能」。この3本柱がユーザーの意見を取り入れ、ユーザーに寄り添った4代目タントの進化です。そして国内営業本部によると、この1か月での事前受注は1万6000台に達していると言います。いままでの求めやすい価格帯をキープしているのも魅力的な車種だからでしょう。
次回の記事ではタント、タント カスタムのオリジナルアクセサリーに迫ります。
【フォトギャラリー】※GetNavi web本サイトで見られます。