インテリア、ラゲッジスペースはとにかく使い勝手が良い!
室内は、もちをん快適な空間を目指して設計。使い勝手を考えたインテリアレイアウトとなっています。シートの高さを上下させる「運転席ハイトアジャスター」は、50mmの幅で好きな位置に動かすことが可能。先代N-WGNより調整幅を大きくしたことで、体格を問わず、ちょうどいい姿勢で運転ができそう。
ちょうどいい姿勢で走り、手を伸ばしたところにステアリング。そんな理想のドライビングポジションを叶えるため、前後にステアリングを動かせるテレスコピック機構をホンダの軽自動車としてはじめて採用しています。
リアゲートを開けば大きな荷室が広がります。こちらも新型N-WGNの大きな特徴のひとつ。ワンアクションでシートを倒せば、ほぼ段差のない荷室スペースへ。さらに、手元やリアシート下など、ちょうど物を置きたい位置に、ちょうどいい収納が用意されています。
先代N-WGNから荷室を大幅に低床化し、地面から荷室までの高さはN-BOXと同等の高さとしています。ペットボトルやビールケース、さらにはスタッドレスタイヤなど、重い荷物を持ち上げるのは大変。しかし床を低くすることで、荷物を持ち上げる力を最小限に抑えられます。
最新の安全性能「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を標準装備。渋滞中も使えるように進化したACC(アダブティブ・クルーズ・コントロール)や、より暗い状況にも対応した歩行者検知や自転車検知などで、運転手の疲労軽減や安心感の向上を図っています。
便利な電子制御式パーキングブレーキやパーキングセンサーなどの装備も充実。これほどの安全性能標準装備の背景には、ホンダ調べのアンケート調査結果にあります。N-BOX購入理由のなかで、「予防安全性能」などが2015年は10位以下だったのに対して、2018年には上位に。それだけ安全性能へのユーザーの意識が高くなっています。だから、N-WGNにもホンダが持つ最新の安全性能を標準装備させたわけです。
ホンダが提唱するこのクルマの使い勝手の良さは、確かに使いやすくて利便性が高いと感じました。特にラゲッジスペースの荷物の出し入れは腰への負担が軽くなりそうです。
さてスズキ、ダイハツといったライバル車たちが存在する、軽自動車戦国時代に新型「N-WGN」「N-WGN Custom」が登場。同車が軽ハイトワゴンの勢力図を、どう変えていくのでしょうか……⁉︎