室内の広さはボディサイズからイメージされる以上!
そんな、SUVとして手堅い仕立ては室内においても変わりません。インパネ回りは、適度なタイト感もあるスポーティなデザインである一方、収納スペースにも事欠かない実用的な出来映え。このあたりは、いかにも軽自動車を作り馴れたダイハツらしい美点のひとつといえるでしょう。
ダイハツらしい手腕は、室内空間の捻出にもいかんなく発揮されています。特に驚くべきは、全長が4mを切るコンパクトサイズながら後席空間にゆとりすら感じさせる広さが確保されているところ。乗る人の体格次第ですが、フットスペースは足が組めるほどといえば、どれほど広いかおわかりいただけるでしょう。この広さなら、たとえば「ムーヴ」など、軽のモノスペースモデルから乗り替えるユーザーからも不満が出ることはないはずです。
また、ロッキー&ライズは荷室空間もクラスの水準を超える広さが確保されています。容量は後席使用時でも最大で369L(VDA計測値)。床面は2段階で高さを変えられる作りで、さらに床下には2WD仕様で最大80L、4WDでも38Lのサブトランクが設けられています。