【OVERSEAS その1】
1951年
クライスラー ウィリスMB(通称:ジープ)
クロカン系SUVの元祖はこのモデル。その走破性は米軍の折り紙付きです。ニューヨーク近代美術館にも展示されています。
【OVERSEAS その2】
1964年
BMC ミニ・モーク
BMCミニがベース。当初は軍用目的でしたが低車高で断念した経緯もある多目的車。レクリエーショナル・ビークルの祖。
【OVERSEAS その3】
1970年
ローバー レンジローバー
卓越したオフロード性能を持ちながらも高級乗用車風の快適性を実現。「砂漠のロールスロイス」の異名でおなじみ。
【OVERSEAS その4】
1979年
メルセデス・ベンツ Gクラス
NATO軍に制式採用されたモデルの民生用がGクラスの成り立ち。オーストリアのシュタイア・プフとの共同開発です。
【OVERSEAS その5】
1984年
ジープ チェロキー
日本でチェロキーの名を不動にしたモデル。当時のRVブームで300万円を切る個性的な輸入車だったこともあります。
【OVERSEAS その6】
2000年
BMW X5
BMW初のSUVでベースはE39型5シリーズ。エントリーモデルが700万円近いプライスながらも大ヒットとなりました。セレブ御用達幼稚園の送迎車の、実に8割がこのクルマだったという逸話も。
【OVERSEAS その7】
2002年
ポルシェ カイエン
生粋のスポーツカーメーカーがSUVに進出した記念すべきクルマ。同ブランド初の4ドアモデルであり、初の5人乗りでもあります。SUVでもクイックなハンドリングと安心のブレーキ性能は健在。
【OVERSEAS その8】
2006年
トヨタ FJクルーザー(逆輸入)
海外専用車として2006年デビュー。並行輸入車として日本へ入っていましたが2010年に国内販売開始。観音開きドアが特徴。
【OVERSEAS その9】
2012年
テスラ モデルX
EVメーカーが作ったSUVで、後部ドアが上に開くファルコンウィング採用。ポルシェ並みの加速性能を持ちます。
【OVERSEAS その10】
2016年
マセラティ レヴァンテ
SUVに縁遠い老舗ブランドと思われていたマセラティ初のSUV。トップモデルのV8はフェラーリ工場製です。
【OVERSEAS その11】
2016年
ホンダ CR-V(逆輸入)
2016年デビューですが、日本市場への導入は2018年。新世代プラットフォーム採用で高い走りの質が魅力。
【OVERSEAS その12】
2017年
ボルボ XC40
ボルボ初のコンパクトSUV。走りからデザイン、安全性が評価され欧州でも日本でもカー・オブ・ザ・イヤーを獲得。
文/海野大介
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