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2020/2/25 21:00

国産車と輸入車から見る、名車SUVたちの系譜

【OVERSEAS その1】

1951年

クライスラー ウィリスMB(通称:ジープ)

 

クロカン系SUVの元祖はこのモデル。その走破性は米軍の折り紙付きです。ニューヨーク近代美術館にも展示されています。

 

【OVERSEAS その2】

1964年

BMC ミニ・モーク

BMCミニがベース。当初は軍用目的でしたが低車高で断念した経緯もある多目的車。レクリエーショナル・ビークルの祖。

 

【OVERSEAS その3】

1970年

ローバー レンジローバー

卓越したオフロード性能を持ちながらも高級乗用車風の快適性を実現。「砂漠のロールスロイス」の異名でおなじみ。

 

【OVERSEAS その4】

1979年

メルセデス・ベンツ Gクラス

 

NATO軍に制式採用されたモデルの民生用がGクラスの成り立ち。オーストリアのシュタイア・プフとの共同開発です。

 

【OVERSEAS その5】

1984年

ジープ チェロキー

日本でチェロキーの名を不動にしたモデル。当時のRVブームで300万円を切る個性的な輸入車だったこともあります。

 

【OVERSEAS その6】

2000年

BMW X5

BMW初のSUVでベースはE39型5シリーズ。エントリーモデルが700万円近いプライスながらも大ヒットとなりました。セレブ御用達幼稚園の送迎車の、実に8割がこのクルマだったという逸話も。

 

【OVERSEAS その7】

2002年

ポルシェ カイエン

生粋のスポーツカーメーカーがSUVに進出した記念すべきクルマ。同ブランド初の4ドアモデルであり、初の5人乗りでもあります。SUVでもクイックなハンドリングと安心のブレーキ性能は健在。

 

【OVERSEAS その8】

2006年

トヨタ FJクルーザー(逆輸入)

海外専用車として2006年デビュー。並行輸入車として日本へ入っていましたが2010年に国内販売開始。観音開きドアが特徴。

 

【OVERSEAS その9】

2012年

テスラ モデルX

EVメーカーが作ったSUVで、後部ドアが上に開くファルコンウィング採用。ポルシェ並みの加速性能を持ちます。

 

【OVERSEAS その10】

2016年

マセラティ レヴァンテ

SUVに縁遠い老舗ブランドと思われていたマセラティ初のSUV。トップモデルのV8はフェラーリ工場製です。

 

【OVERSEAS その11】

2016年

ホンダ CR-V(逆輸入)

2016年デビューですが、日本市場への導入は2018年。新世代プラットフォーム採用で高い走りの質が魅力。

 

【OVERSEAS その12】

2017年

ボルボ XC40

ボルボ初のコンパクトSUV。走りからデザイン、安全性が評価され欧州でも日本でもカー・オブ・ザ・イヤーを獲得。

 

文/海野大介

 

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