より安全な運転をアシストしてくれるクルマの技術は進化する一方だが、安全な運転の責任を最終的に負うのはドライバー自身。ドライブレコーダーや視界確保、死角解消アイテムを積極的に取り入れて、安心・快適なドライブを盤石なものにするべし!
※こちらは「GetNavi」 2021年1月号に掲載された記事を再編集したものです。
【その1】ドライブレコーダー
事故の際の記録やあおり運転対策として欠かすことのできないドライブレコーダー。360度記録タイプや複数カメラ搭載タイプも増え、選択肢はより多くなっている。
【No.1】[360度+リアカメラタイプ]全周囲360度記録とリアカメラで死角なし!
ユピテル
marumie Q-30R
3万9600円
全周囲360度と後方を同時記録するドライブレコーダー。リアカメラもHDRに対応し、白とびや黒つぶれを低減し鮮明に記録する。SDカードの定期的なフォーマットも不要で、書き込みエラーを防ぐ。
SPEC ●記録解像度:最大360万画素(フロント)、最大200万画素(リア)●最大記録画角:水平360度×垂直240度(フロント)、対角155度(リア)●サイズ・質量/W69×H72×D39mm/約157g(フロント)、W54×φ25mm/約26g(リア)
【No.2】[360度タイプ]最高水準の高精細で水平360度全方位録画が可能
ケンウッド
DRV-CW560
実売価格3万9800円
F1.8の明るいレンズを搭載し、業界最高水準となるフルハイビジョンの2倍の高解像度で水平360度記録が可能。録画した映像はそのままスマホに転送でき、専用アプリを使用することでその場で確認できる。
SPEC ●記録解像度:最大2160万×2160万画素(動画最大約466万画素)●最大記録画角:水平360度×垂直210度 ●サイズ・質量/W64×H71×D84mm/137g
■ラウンド
■2分割
■4分割
■切り出し
■パノラマ
↑360度カメラで撮影した映像は、専用アプリで再生が可能。5つのビューモードで切り替えて再生できる
【No.3】[360度タイプ]1台のカメラで全方位とフロントを同時記録する
カーメイト
ダクション 360 S DC5000
6万5780円
360度レンズを2つ搭載し、水平・垂直の全方位を記録可能。前方もクリアに記録できる日本初のデュアルレック機能を搭載。クルマから取り外してアクションカメラとしても使え、映像はスマホで確認できる。
SPEC ●記録解像度:約410万画素(全天球)、最大200万画素(フロント)●最大記録画角:水平360度×垂直360度 ●サイズ・質量/W69×H72×D39mm/約157g
■全天球録画+フロント録画
【No.4】[3カメラタイプ]3つの広角カメラで広範囲をしっかり記録
オウルテック
OWL-DR803FG-3C
実売価格3万6080円
車両前方、車内、車両後方をカバーする3カメラタイプ。フロントは2560×1440のWQHD画質、車内とリアもフルHDの鮮明な画質で記録できる。車内カメラは赤外線撮影にも対応し、暗所でも安心だ。
SPEC ●記録解像度:約370万画素(フロント)、約200万画素(車内)、約200万画素(リア)●最大記録画角:対角139度(フロント)、対角148度(車内)対角133度(リア)●サイズ・質量/W108×H108×D44mm/約107g(フロント)、W57×H28×D56mm/約28g(リア)
【No.5】[ナイトビジョンタイプ]夜間や悪天候時でも前方300mまでをはっきりと確認可能
ランモード
ナイトビジョンシステム VAST PRO
5万2800円
独自の暗視モニターシステムで夜間や視界の悪い荒天時でも300m先までをはっきりと確認可能。フルHD画質での記録ができるリアカメラも搭載され、あおり運転などの危険運転から身を守れる。
SPEC ●記録解像度:約200万画素(フロント)約200万画素(リア)●最大記録画角:対角45度(フロント)、対角170度(リア)●サイズ・質量/W217×H85×D65mm/600g
【No.6】[1カメラタイプ]わずかな光量でも鮮明に記録できるナイトサイト搭載
パイオニア カロッツェリア
VREC-DZ600C
実売価格2万4280円
高感度で記録できるCMOSセンサーを搭載し、フルHDの高解像度で記録可能。従来のドライブレコーダーと比較して1/100の光量でも明るく鮮明な撮影ができるナイトサイトを搭載する。
SPEC ●記録解像度:約200万画素 ●最大記録画角:水平130度、垂直68度、対角160度 ●サイズ・質量/W78.6×H77.3×D47.4mm/118g
■ナイトサイト非搭載モデル/VREC-DZ600C
【その2】視野確保アイテム
運転に必要な情報の多くは目を通して入手している。視界が悪くなる雨の日でもクリアに見えるアイテムや、視界を広げるアイテムを駆使して、安全運転につなげたい。
【No.1】スプレーするだけで水滴が広がり視界良好に
カーメイト
エクスクリア 超親水ミラーコート クイック
880円
水溶性ポリマーが薄い水膜を作って水滴をなじませる親水効果により、サイドミラーのクリアな視界を確保。スプレーするだけなので作業も簡単だ。サイドガラスにも効果あり。
■施工前
■施工後
【No.2】ワイパー作動後わずか5分で撥水被膜が雨をはじく!
PIAA
AEROVOGUE 超強力シリコートワイパー
オープン価格
ガラスが乾いた状態でワイパーを5分間作動させるだけで、フロントウィンドウに撥水被膜を形成し雨をはじく。効果が薄れたら再度ワイパーを作動するだけで、撥水被膜を再形成する。
■未使用時
■使用時
【No.3】視界面積を3倍に広げて見えない場所が確認可能
カーメイト
リアビューミラー OCTAGON
1760円〜3080円
半径1400mmの球体から切り出された曲面鏡を用いたルームミラー。一般的なミラーと比較して視界面積が約3倍に広がり、後続車や追い越し車線の様子もラクに確認できる。
【その3】死角解消アイテム
どれだけ注意しているつもりでも、運転席から見えないエリアは必ず存在する。そんな死角を解消するアイテムを積極的に取り入れて、ヒヤッとする場面を少なくしよう。
【No.1】曲面ガラスが死角を解消 車内確認用にも使える
ナポレックス
バイザーサブミラー BW-35
実売価格831円
サンバイザーに取り付けるサポートミラー。300mmRの広角ミラーを採用し、既設のルームミラーの死角を解消する。後方だけでなく、リアシートの子どもの様子なども確認できる。
【No.2】車体斜め後方と下方の安全確認をサポート
LZRYYO
ブラインドスポットミラー
実売価格1580円
サイドミラーだけでは確認しにくい、車体斜め後方と下方の確認をアシストする補助ミラー。車線変更や左折時の巻き込み事故の原因になる死角を解消できる。
【No.3】車体後方下部を映し出し安心してバックが可能
カーメイト
補助ミラー 後方確認用
2074円
ミニバンや車高が高い軽自動車のリアゲート上部に取り付けて、車体後方下部を広範囲で映し出す。見えない部分が直接目視で確認できるため、安心してバックできる。
【CHECK!】「ペダル踏み間違い」の事故を防止するアイテムも注目!
データシステム
アクセル見守り隊 SAG297
3万800円
ペダル踏み間違い時の急発進を防止できる
停車中や低速走行中に急激にアクセルが踏まれた場合、アクセル信号を制御して急発進を防止してくれるのがアクセル見守り隊。幅広い車種に取り付け可能だ。高齢者を対象に、購入・取り付け費用から2万円を補助してくれる、サポカー補助金を受けることができる。
★こんな時に効果を発揮!
コンビニエンスストアなどの駐車場で、ブレーキとアクセルを踏み間違えて事故につながるのはよく聞くニュース。万が一踏み間違えた場合でも急発進を防止してくれる。
電子制御車なら幅広く対応する(取り付けには別売の車種別ハーネスが必要)。国土交通省のサポカー補助金と併用できる自治体の補助金制度もあるので、確認してみよう。